2017年4月29日に東京競馬場の芝2400mで開催される第24回 青葉賞(G2)の予想をしてみたいと思います。

クラシックの日本ダービーと同じコース設定の重賞レースなので、毎年ダービー候補になり得る馬が出走してくるレースです。

今年も、注目度が高いアドミラブルという馬が出走予定です。現在は15頭が出走登録しています。

2017年の青葉賞の出走登録リスト

青葉賞の過去の傾向

過去10年の青葉賞のデータを分析していきたいと思います。

人気別の成績

過去10年の人気別の成績です。1番人気は、4-1-2-3と70%の確率で馬券に絡み、1番人気になる馬は馬券から外しにくいレースといえます。

人気別の成績

過去10年では10番人気が一度勝っているが、基本的に軸馬はは人気馬から選んで問題ないレースだと思います。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ別の成績です。単勝オッズで3倍未満の人気になった馬は、3-1-1-1とやはり強い。

単勝オッズ別の成績

逆に3倍から5倍未満の馬はあまり成績が良くなく、回収率も悪い結果になっています。

人気薄の馬を狙って的中すると、回収率はグンと高くなりますが、的中する確率は低くなるので、一長一短といえます。

脚質と上がりタイム別の成績

東京コースは直線が長いので、最後の直線でどの位の速い足を使えるかが重要だと思います。

下のデータは、過去10年の青葉賞の脚質別の成績と上がり3ハロンの順位別の成績です。

脚質と上がりタイム別の成績

逃げ馬は成績が悪く、先行馬か差し馬の成績が良いです。

注目は上がり3Fの部分で、上がり最速の馬は過去14頭(同じレースで同じ上がりタイムがいるので14頭になります)で、その半分が勝ち馬となっています。

いかに早い上がりが使える馬が重要かどうかが分かると思います。

枠順別成績も掲載しようと思ったのですが、調べたら枠順の偏りが無かったのでこのページには掲載しません。

このレース(コース)では枠順や脚質よりも、上がりタイムが重要なんだろうと思われます。

過去10年のラップタイム

過去10年のラップタイムも見ていきましょう。下のデータは、1ハロン毎のラップタイムが書いてあります。

過去10年のラップタイム

上が2007年で、一番下が昨年のラップタイムです。

昨年は別として、基本的には最後の3ハロンから11秒台の時計になっており、それまでは12秒台や13秒台となっています。

右から2番目の項目(前5F)は前半1000mの通過タイムで、過去10年でも60秒以下は一度もありません。

60秒を超えているという事は、スローペースの傾向だという証明になります。

青葉賞は、前半スローで後半の上がり勝負の傾向が強いという事だと思います。

種牡馬別の成績

種牡馬別の成績も見てみましょう。

下のデータは、東京2400mの種牡馬別のデータで、今回出走予定の種牡馬に絞ったデータになっています。

種牡馬別の成績

2014年以降の牡馬・500万下クラス以上のデータ

上記のデータを見ると、ディープインパクト産駒の成績が素晴らしいです。

他にもステイゴールドマンハッタンカフェ産駒もそこそこ悪くないデータになっています。

スピード指数で比較

スピード指数の比較もしてみましょう。

TARGETのZI指数で比較

TARGETの指数では、116を出しているトリコロールブルーが一番高く、次に高いのが115のマイネルスフェーン、113のアドミラブル、107のベストアプローチ、ダノンキングダムと続いています。

TARGETのZI指数で比較

KLANのスピード指数で比較

KLANの指数では、84を出しているキングスラッシュが一番高く、次に82を出しているアドミラブル、80のタガノアシュラとなっています。

KLANのスピード指数で比較

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズです。

青葉賞の予想オッズ

前走強い勝ち方をしたアドミラブルが1番人気の予想になっており、トリコロールブルー、ポポカテペトルと続いています。

まとめ

今回の青葉賞で1番人気になりそうなのがアドミラブル。この馬は前走のアザレア賞が圧巻の勝ち方で、稍重の馬場で上がり33.5秒を阪神で記録しています。

この数字は、同日(4月1日)に阪神で開催された芝のレース(全5レース75頭)で最速の上がりタイムでした。

この馬は当然人気になるでしょうし、私も本命候補筆頭です。

みなさんも、とにかく出走馬の上がりタイムを中心に分析してみてほしいです。

馬券戦略

※4月28日22時更新

今回の青葉賞は全部で12頭立てのレースとなりました。

元々本命候補筆頭だったのがアドミラブルなのですが、現時点で圧倒的な1番人気になっています。

こんなに圧倒的なオッズだと、逆に消したくなってしまうのですが、今回はアドミラブルを本命にしたいと思います。

最終的な印は下記になります。

  • ◎⑩アドミラブル
  • 〇⑨ベストアプローチ
  • ▲⑪トリコロールブルー
  • ☆⑤ダノンキングダム
  • △②サーレンブラント
  • △④ポポカテペトル
  • △⑦マイネルスフェーン

オッズが示すとおりアドミラブルはやはりかなり有望だと思っています。この馬を素直に本命にします。

〇はベストアプローチ。このジリジリ伸びる感じの末脚は東京コースに合うかもしれないし、オッズの妙味も含めて対抗に。

▲はトリコロールブルー。ポテンシャルはそこそこ有りそうな馬なので▲にしました。

今回は、圧倒的な1番人気を本命にしたので、買い目もある程度絞って三連単フォーメーションにします。

馬券の買い目は、⑩-⑤⑨⑪-②④⑤⑦⑨⑪の15点の馬券にしたいと思います。

みなさんも良かったら参考にしてみて下さい。

予想結果とレース回顧

※4月29日22時更新

本日のメインレースであった青葉賞が終わりました。

終わってみれば、アドミラブルの強さが再確認できたレースとなりました。

馬券に関してですが、三連単フォーメーションで買っていて、本命と対抗が1,2着となったのですが、3着を外してしまったので馬券もハズレてしまいました。

ポポカテペトルが3着に残ってくれていればと思ったのですが、ハナ差で外してしまいました。

アドミラブルは、ダービーでも勝ち負けになる可能性のある馬だと思います。

今からダービーが楽しみです。それと、明日の天皇賞は的中目指してがんまります。


おすすめの記事