5月13日の土曜日に、東京競馬場の芝1400mで開催される、第62回京王杯スプリングカップのデータ分析をしてみたいと思います。
今のところ、昨年のこのレースの覇者であるサトノアラジンが参戦予定です。
他にも、昨年のスプリンターズステークスを勝ったレッドファルクス等も参戦を予定しています。
現時点では15頭の暫定登録があります。
今回の目次
京王杯スプリングカップの過去の傾向
過去の京王杯スプリングカップのデータを見ていきましょう。
人気別の成績
まずは人気別の成績です。1番人気は過去10年で1-0-1-8と1勝しかしておらず、2着は一度も無いというデータになっています。
逆に2番人気と3番人気は、高い複勝率があり、複勝回収率も100を超えています。
過去10年で10番人気の馬が2勝しているのが珍しいデータといえます。
枠順別の成績
枠順別の成績では、過去10年で5枠から7枠の外目の枠の成績が素晴らしいことが分かります。
東京の1400mでは、通常内目の枠の方が全体的に成績が良いのですが、京王杯スプリングカップに関しては逆の傾向になっています。
脚質・上がりタイム別の成績
脚質別では、逃げ馬は過去10年で0-1-2-7と勝ちこそ無いものの、複勝率は3枠超えで複勝回収率も100を超えています。
逃げ馬や先行脚質の馬には印を打った方が良いかもしれませんね。
上がりタイム別の成績では、過去10年で上がり最速馬は3-4-1-4と非常に高い確率で馬券に絡みます。
単勝回収率と複勝回収率も100を大きく超えているので、過去のレースでの上がりタイムも注目です。
種牡馬別の成績
東京の芝1400mの種牡馬別のデータです。今回の京王杯スプリングカップに出走を予定している馬の種牡馬に限定しています。
予想通り、ディープインパクト産駒の成績が良いのですが、アンライバルドも高い勝率があります。
今回のメンバーでは、ディープインパクト産駒はサトノアラジン、アンライバルド産駒はトウショウドラフタがいます。
スピード指数で比較
2つのスピード指数でも比較してみましょう。
TARGETのZI指数で比較
TARGETのZI指数では、131を出しているサトノアラジンとレッドファルクスがトップで、129のキャンベルジュニア、121のグランシルク、119のトーセンデュークとなっています。
KLANのスピード指数で比較
KLANのスピード指数では、トップがサトノアラジンの98、次にレッドファルクスの92、キャンベルジュニアの91、ロサギガンティアとダッシングブレイズの89という順番になっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズになります。
月曜日時点では、サトノアラジンが1番人気予想になっていて、レッドファルクス、キャンベルジュニア、グランシルクというオッズになっています。
まとめ
おそらくサトノアラジンがレース時にも1番人気になりそうです。
過去10年で1番人気馬は1勝と信頼度は低いのですが、この馬は昨年勝っていますし、この時の勝ち時計も1分19秒6と過去10年の京王杯スプリングカップでは最速時計なので、今回も有力候補の1頭といえるでしょう。
昨年のこのレースではスタートでやや出遅れたのですが、最後の上がりは32秒4の足を使っています。
今年も時計が出やすい馬場環境であれば、この馬のスピードは魅力的だと思います。
去年と違うのは、斤量が1キロ増えることです。
1番人気の相性が悪いレースですが、この馬の取捨をどうするか迷いながらレース当日まで悩むと思います。
馬券戦略
※4月12日19時更新
レース当日の土曜日は雨になりそうで、馬場は高速馬場よりも時計の掛かる馬場になると思われます。
そうなった場合、1番人気予想のサトノアラジンの取捨をどうするかですが、やはり今回は素直に本命にしたいと思います。
馬場が渋ってもそれほど苦手なイメージが沸かないし、馬格もあるのでパワー勝負になっても馬券の軸には出来ると思ったからです。
そのかわり、レッドファルクスは消しました。能力で消したわけでなく、馬券的な配当を考慮して人気馬のどちらかを消そうとしたので、レッドファルクスを消すことにしました。
1400mの適性や斤量を考えてもサトノアラジンの方を優先したわけです。
そこで最終的な印は下記の通りです。
- ◎④サトノアラジン
- 〇⑨グランシルク
- ▲②ロサギガンティア
- ☆⑬ダッシングブレイズ
- △③キャンベルジュニア
- △⑤トーセンデューク
- △⑦ブラヴィッシモ
- △⑧トウショウドラフタ
馬券の買い目は、三連複フォーメーションで、④-②⑨⑬-②③⑤⑦⑧⑨⑬の15点で勝負したいと思います。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※5月13日16時30分更新
さきほど京王杯スプリングカップが終了しました。
無印にしたレッドファルクスが見事に快勝したことで、馬券は全く駄目な結果になってしまいました。
サトノアラジンの川田騎手にも、もうちょっと違う乗り方があるのではないかと文句を言いたくなったのですが、サトノアラジンが馬券圏内でも、レッドファルクスが来てしまったのでどうしようもありませんでした。
また次回頑張ります。