1月28日に、京都競馬場の芝1200mのハンデ戦代23回シルクロードステークスのデータ分析をしてみたいと思います。

短距離路線に路線変更したロードクエスト、高松宮記念を勝ったセイウンコウセイ、昨年のフィリーズレビュー勝ち馬のカラクレナイ等の楽しみなメンバーが揃いました。

フルゲートは18頭ですが、現時点では22頭が登録しています。

2018年のシルクロードステークスの暫定出走表

京都競馬場芝1200mのコース解説

京都の芝1200mは内回りコース。スタート位置は向こう正面の真ん中辺り。スタートしてまもなく3コーナーにかけて上り坂になる。

京都競馬場の立体コース図

引用:JRA

この3コーナーが頂上付近で、ここからは下り坂になっていき、最後の直線はほぼ平坦のコース設計になっている。

最後の直線は320m前後で、これは中山の次に短い直線。直線が短いので逃げ残りも少なくない。

シルクロードステークスの過去の傾向

過去10回のシルクロードステークスのデータを見ていきましょう。

人気別の成績

人気別の成績を見ると、勝ち馬はほぼ3番人気以内の馬から出ている。7番人気も1勝しているが、基本的に人気馬が勝つレースといえます。

過去10年のシルクロードステークスの人気別の成績

三連系の馬券を考えている人には人気薄も入れておいた方がよさそう。時々人気の無い馬の複穴があります。

枠順別の成績

枠順別の成績では、内枠がかなり有利な傾向にあります。1枠は過去3勝しており、最も勝率の高い枠になっています。

過去10年のシルクロードステークスの枠順別の成績

7枠と8枠からは勝ち馬が出ておらず、良くても2着までになっています。このレースは枠順も意識する必要があるでしょう。

脚質別の成績

脚質別の成績では、逃げ馬は未勝利になっていますが、2着が4回と逃げ残りも十分あり得るレースだと思います。

過去10年のシルクロードステークスの脚質別の成績

一番良さそうなのが先行馬。過去10回中5勝で2着・3着もそれぞれ2回ずつあり、前で競馬をする馬には注意が必要です。

前走クラス別の成績

前走クラス別に見ると、1600万クラス以下の条件戦から来た馬には少し厳しいデータとなっています。

過去10年のシルクロードステークスの前走クラス別の成績

前走オープン特別以上の馬から狙いたいですね。

年齢別の成績

年齢別だと5歳の成績が最も良く、次いで6歳馬もかなり良い成績を出しています。

逆に4歳馬はあまり成績が良くなく、7歳馬よりも回収率も悪い傾向にあります。

過去10年のシルクロードステークスの前走年齢別の成績

斤量別で比較

ハンデ戦なので、斤量のデータも見てみましょう。下記のデータを見ると、57.5キロ以上背負った馬の勝率と回収率が高いことが分かります。

斤量別で比較

特に当日に3番人気以内で57.5キロ以上の馬は、3-0-0-1/4という成績で3勝しており、斤量が重くても人気馬をむしろ軸にした方が良さそうなデータになっています。

今回最も重いのが58キロを背負うセイウンコウセイです。果たして結果はどうなるか。。

スピード指数で比較

TARGERのZI指数で比較

TARGETのzi指数を見ると、126のナックビーナスが一番高い指数になっています。

次に119は3頭いて、アクティブミノルアレスバローズセイウンコウセイです。次に117のセカンドテーブル、115のダイアナヘイローとなっています。

ZI指数で比較

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズです。現時点ではダイアナヘイローが1番人気で、次にディバインコードファインニードルナックビーナスセイウンコウセイロードクエストという順番になっています。

シルクロードステークスの予想オッズ

まとめ

このレースは短距離で京都内回りコースなので、スタートの巧さや枠順、斤量など色々考える事がありそうです。

予想オッズを見ても、ずば抜けた存在もいなそうなので、ある程度配当が付いてくれる事を期待して、人気薄の馬も絡めながら印を付けたいと思っています。

馬券戦略

※1月27日15時更新

今回は人気になりそうなダイアナヘイローは思い切って消す事にしました。

ファインニードルアレスバローズに重い印を付ける以上は、人気馬のどれかを消す必要があるので過剰人気気味のダイアナヘイローを消す事にしました。

比較的内枠有利な傾向とオッズを加味し、三連複フォーメーションを意識しての印となっています。

  • ◎①ファインニードル
  • 〇②アレスバローズ
  • ▲⑤アットザシーサイド
  • ☆⑥セカンドテーブル
  • ▲⑮ナックビーナス
  • △③グレイトチャーター
  • △⑨キングハート
  • △⑬カラクレナイ
  • △⑯ラインミーティア

本命は1番のファインニードル、対抗は2番のアレスバローズと、1枠のどちらかが3着以内になることが最低条件の馬券となります。

馬券の買い目は①②-①②⑤⑥⑮-①②③⑤⑥⑨⑬⑮⑯の合計37点を各100円ずつ買う事にしまいた。

皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。

 予想結果とレース回顧

※1月28日16時更新

さきほどシルクロードステークスが終了しました。結果的には本命にしたファインニードルが勝ってくれたのですが、セイウンコウセイフミノムーンを無印にしていたので三連複フォーメーションは外れてしまいました。

馬体重が発表になった時点で半分諦めていたのですが、ファインニードルは強かったですね。

ダイアナヘイローはやはり過剰人気だったのかもしれませんね。

来週のレースは的中出来る様に頑張ります。


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