3月4日に中山競馬場で開催される第55回弥生賞のデータ分析予想をしていきたいと思います。
この年は非常に前評判が高い馬が複数頭出走予定になっており、非常に楽しみなレースとなっています。朝日杯フューチュリティステークスを勝ったダノンプレミアム、東スポ杯2歳ステークスを快勝したワグネリアン、抜群の切れ味を誇るオブセッション、ホープフルステークス2着のジャンダルムが出走予定になっています。
現時点では11頭が出走予定となっています。
今回の目次
中山競馬場の芝2000mのコース解説
芝の2000mのコースは、4コーナーが終わった辺りからスタートし、内回りコースを1周して帰ってくるコース。
内回りコースなので、先行脚質で内枠ならかなり有利なレースを展開できるコース。最後の直線も長くないので、1着を狙う馬は後方一気では厳しい。
しかし、今回は頭数が多くないので後ろにいたとしても、3着以内になる事は可能かもしれません。
スタート後と最後の直線の2回急坂を走るので、他の競馬場の2000mよりもタフさが要求されます。
種牡馬別の成績
中山競馬場の芝2000の種牡馬別の傾向を見ると、やはりディープインパクト産駒が最も良い成績を出しています。次にハーツクライ、ヴィクトワールピサと続いています。
オルフェーヴル産駒はまだ1頭も連対していないようです。
弥生賞の過去の傾向
過去10年の弥生賞のデータ分析をしていきましょう。
人気別の成績
人気別の成績を見ると、1番人気が過去5勝、2番人気が過去3勝と人気馬がしっかり勝つレースといえそうです。
2着になる馬も人気馬のケースが多いので、波乱は少ないレースというデータになっています。
枠順別の成績
枠順別の成績では、一番外枠が過去3勝と最も成績が良いですが、コース特性を考えると外枠だから有利なわけではないと思います。
弥生賞に関しては外枠が一番勝っていますが、先行脚質なら内枠の方が理論的には有利なのではと思います。
脚質別の成績
脚質別のデータでは、逃げ馬が過去10年で1勝、先行馬は過去5勝、中団の差し馬は過去3勝となっています。
一番後ろからでは厳しいですが、中団のポジションであれば十分勝つチャンスはあると思います。
上がり3F別の成績では、上がり最速が過去3勝で、連対率も46%と高いです。過去のレースでどれくらいの上がり3Fのタイムを持っているかも参考にしておく必要があるでしょう。
前走クラス別の成績
前走クラス別の成績を見ると、前走で重賞を走ってきた馬の成績が良い事が分かります。
500万下クラスからではかなり成績が落ちることが分かります。オブセッションが500万下クラスを勝ち上がっての参戦になっていますが、このデータをどう見るか。
個人的にはオブセッションはかなり強いと思っているので、個人的にはこの不利なデータを跳ね返してくれると期待したいです。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETの指数では、ダノンプレミアムが141でトップ、133のジャンダルム、127のワグネリアン、122のサンリヴァルとなっています。
netkeiba.comのスピード指数で比較
netkeiba.comさんの指数では、109のダノンプレミアムがトップで、次にオブセッションの106、ワグネリアンが102、ジャンダルムの94となっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズでは、ダノンプレミアムが2倍で1番人気、次にワグネリアン、オブセッション、ジャンダルム、サンリヴァル、リビーリングという順番になっています。
まとめ
脚質を考えれば、スタートが上手で展開に左右されにくいダノンプレミアムが軸馬としては一番手堅いと思うので、当日も1番人気になるでしょう。
そのダノンプレミアムを最後の直線で抜ける可能性がある馬はおそらくワグネリアンとオブセッション。
ジャンダルムも高い評価があるようですが、ホープフルステークスのレースレベル自体がイマイチな感じなので、正直ジャンダルムは4番手以降の評価です。
頭数も多くないので、レースペースはおそらく速くはならないので、ダノンプレミアムには有利な展開になるかもしれませんが、個人的にはオブセッションが現時点での本命候補です。
馬券戦略
※3月4日11時更新
いよいよ楽しみな弥生賞の日になりました。今回は無敗の3強対決を言われていますが、オッズを見ても、3強+ジャンダルムの実質4頭立てのようなオッズになっています。
今回の最終的な印は以下の様になりました。
- ◎①オブセッション
- 〇⑨ダノンプレミアム
- ▲⑧ワグネリアン
- △③ジャンダルム
今回はこの4頭だけに印を付けました。本命はオブセッションに。脚質と実績を考えれば、ダノンプレミアムが本命にする人が多いと思いますが、今回はオブセッションの末脚がダノンプレミアムをゴール前でかわせる可能性があるのではないかと思っています。
オブセッションの前走のシクラメン賞の残り200mの走りの映像を見たとき、「これならダノンプレミアムと勝負できるのではないか」と期待感を持つ内容のレースでした。
ダノンプレミアムはG1馬で、オブセッションは500万クラスを勝っただけで、レースの格ではダノンプレミアムにはかないませんが、このオブセッションもかなり強いと思っています。
ワグネリアンも強いですが、ダノンプレミアムが2着以内には来る可能性が高いと思っているので、対抗がダノンプレミアムで▲がワグネリアンにしました。
馬券の買い目は、馬連の①-⑨を1万円、三連単フォーメーションは本命のオブセッションを1着固定の3頭流しの①-③⑧⑨(6点)を各1500円ずつの合計9000円に。
全部で19000円で勝負したいと思います。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※3月4日22時更新
本日弥生賞が終了しました。結果的には本命にしたオブセッションが凡走してしまい、馬券は外してしまいました。
まさか4コーナーであんな動きをするとは思っていなかったので、あれを見たときに諦めました。
それにしてもダノンプレミアムは強いですね。まったく穴が無いような競馬で皐月賞でも1番人気確定といった感じです。
来週は的中したいですね。また出直して頑張ります。