今週日曜日の10月14日に京都競馬場で開催される秋華賞のデータ分析をしていきたいと思います。今年はアーモンドアイが牝馬3冠を目指して、圧倒的1番人気で出走が予定されています。
他にもラッキーライラック、カンタービレ、サラキア、プリモシーン等が出走を予定しています。さきほど枠順が決まり、18頭のフルゲートになりました。
今回の目次
京都競馬場芝2000Mのコース解説
スタート地点は、メインスタンドの目の前。スタートして間もなくゴール板を過ぎ、1コーナーにさしかかる。
1コーナーまでの距離は約300m。1~2コーナーは平坦で、バックストレッチの距離は約400m。ここで高低差3.1mの坂を上り、3~4コーナーにかけて下る。
最後の直線は平坦で、Aコース時が328m、B、C、Dコース時が323m。最後の直線距離は中央場所の中で中山に次いで短い。重賞は秋華賞が行われる舞台。
同レースの水準ラップでは前後半の3ハロンがほぼイーブン。全体的によどみがない流れになりやすいが、これは同レース特有の流れ。下級条件ではスローペースになることが多い。中盤の4ハロンもゆったりと流れ、上がりの3ハロンが速くなる。
ただし、最後の直線は長くないので、悠然と構えてはいられない。4コーナーより手前から仕掛けることになる。小回りの競馬場にも対応できる器用さが求められる。
CコースとDコース時の方が逃げ・先行馬が非常に優勢。Aコース・Bコース時の方が差し、あるいはまくりが決まっている。
枠順は1コーナーが近いため内枠が有利。特にフルゲートだと外枠はロスが大きくなってしまう。ただし、内枠でもスタートが決まらないと、馬群に包まれ、動けなくなるので注意したい。
秋華賞の過去の傾向
秋華賞の過去10年のデータを
人気別の成績
人気別のデータを見ると、1番人気から3番人気までの馬が10回中9勝しており、勝ち馬は人気馬から誕生している事が分かります。
2着には8番人気位までなら拾えますが、人気薄が連対する事は少ないレースといえます。
枠順別の成績
枠順別の成績では、複勝率ベースだと比較的内枠の馬が良い成績を出しています。コースの特性を考えれば内枠で先行出来る馬であれば有利と言えると思います。
脚質別の成績
脚質別の成績では、逃げ馬に関しては勝ちこそありませんが、2着、3着に残る可能性は人気薄でも十分有り得るデータになっています。
複勝回収率が500%を超えているという事は、人気薄の逃げ馬は積極的に印を付けた方が良いという考え方も出来ます。
脚質に関しては、上がり最速にこだわる事はそれほど必要ないと思います。勿論上がりが早い方が良いですが、上がりが早い馬というよりも、枠順や脚質等を総合的に判断しましょう。
前走クラス別の成績
前走クラス別のデータでは、前走で条件戦を走ってきた馬の成績が良くない事が分かります。前走で重賞を走っている馬をベースに印を考えましょう。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
netkeibaのスピード指数で比較
netkeibaのスピード指数では、前走の関屋記念勝ちを評価されて112と一番高い指数になっています。次に110のアーモンドアイ、108のミッキーチャーム、107のカンタービレという指数になっています。
予想オッズ
netkeibaさんの予想オッズではアーモンドアイが1.5倍と圧倒的な1番人気になっています。次にラッキーライラック、カンタービレ、サラキア、ミッキーチャーム、プリモシーンというオッズ順になっています。
まとめ
今回はアーモンドアイが3冠達成してくれると思っていますが、難しいのはラッキーライラックの取捨です。
今回は三連単を考えているので、買い目点数もある程度絞って買うつもりです。そこでラッキーライラックをどう評価するかですが、気になる点が2つ有ります。
一つはオークスからのぶっつけ本番のローテです。ラッキーライラックは前哨戦を1度使ってから秋華賞に臨む予定だったのですが、ぶっつけ本番ローテは明らかにマイナスだと思います。
それでも力は上位なので、3着以内はありえると思います。
もう一つの不安点。それはこの馬の成長力に少し疑問を持っている事です。
桜花賞前のチューリップ賞まではアーモンドアイ以外では敵はいないと思っていましたが、桜花賞の走りを見た時に、3着以下の馬に結構迫られてるなぁという印象を持ったのです。
そこでオークスでは、リリーノーブルに逆転の可能性があると思って、三連単5000円が的中出来ました。
もしかしたら、この馬はかなりの早熟の馬なのではないかと推測しています。
レース当日までにラッキーライラックの印をどうすかを慎重に考えて印を付けたいと思います。
馬券戦略
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