11月11日に京都競馬場の芝1600mで開催される、デイリー杯2歳S(デイリー杯2歳ステークス)のデータ分析をしていきます。
2歳馬のレースなので、キャリアが浅い馬ばかりですが、今年の新潟2歳ステークスを勝ったフロンティアが唯一の重賞馬です。
おそらくこの馬が1番人気になりそうなのですが、果たして順当な結果になるでしょうか?
現時点で10頭の登録になっており、少し寂しい頭数となってしまいました。
今回の目次
デイリー杯2歳ステークスの過去の傾向
過去のデイリー杯2歳ステークスのデータを見ていきましょう。
前で競馬が出来る馬が有利
上の直近5回のデイリー杯2歳ステークスのレース結果を見ると、3角や4角でのポジションが前にいた馬が馬券に絡んでいます。
基本的には前残りのレースになりがち。しかも今年も頭数が少ないのでスローペースが予想されます。
京都の外回りコースなので、最後の直線の瞬発力勝負が予想されます。
配当はかなり固め
過去10年の配当を下記のデータにしてみました。
このデータを見る限り、かなり固めの決着となるレースの様です。単勝も2012年は6番人気で15.6倍が付きましたが、それ以外の9回のレースでは単勝が8倍未満の馬が勝利しています。
つまり、人気の馬が順当に勝つレースといえます。
三連複や三連単の配当を見ても、3着以内に人気馬が2頭は絡んでいる事が多いです。
脚質&上がりタイム別の成績
次に脚質と上がりタイム別の成績のデータ。このデータを見ると、逃げ馬や先行馬の勝率と連対率の高さが分かります。
回収率を見ても、前で競馬が出来る馬の回収率が高くなっています。
上がり3ハロン別の順位については、上がり2位以内の末脚を使った馬の勝率と複勝率が抜群です。
今までのレース映像を見たり、過去のレースの上がりタイムを参考にする事はかなり重要になるでしょう。
京都1600mに強い種牡馬は?
今回のメンバーの種牡馬別の成績です。
ディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒の2頭の成績が素晴らしいことが分かります。
ディープインパクト産駒の勝率は12.1%、キングカメハメハ産駒が13.3%となっていますが、回収率に注目すると、キングカメハメハ産駒の方が美味しい馬券になる事が多い様です。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETの指数では、123のフロンティアがトップで、次に114のメガリージョン、113のヒシコスマー、112のカツジ、107のジャンダルムとなっています。
KLANのスピード指数で比較
KLANのデータでは、90を出しているヒシコスマーがトップ、次に79のメガリージョン、75のカツジ、71のフロンティアという順番になっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズです。
やはり、重賞レースを勝っているフロンティアが1番人気になりそうです。
2番人気はジャンダルム、3番人気はメガリージョンが予想されています。
まとめ
今回のデータ分析では以下の様な事が分かりました。
- 前で競馬が出来そうな馬が有利
- 最後の上がり勝負になりそうなので、上がりタイムが速い馬を選ぶ
- 配当は固めのレース
- ディープインパクト、キングカメハメハ産駒が比較的良い
頭数が少ないので、当たっても配当は低めになります。このレースは買い目を絞った方が良いでしょう。
現時点では個人的にフロンティアよりもメガリージョンを狙いたいです。
フロンティアも上がりタイムと脚質は両方ともデータに合っていて外せないですが、本命にするならキングカメハメハ産駒のメガリージョンに魅力を感じています。
馬券戦略
※11月11日0時更新
今回のレースはけっきゃく9頭立てとなりました。こうなると配当も少ないので、三連単フォーメーションで勝負するという前提の印にしました。
- ◎④メガリージョン
- 〇⑥ヒシコスマー
- △①ロードイヒラニ
- △②フロンティア
- △③ジャンダルム
- △⑤ケイアイノーテック
- △⑧カツジ
馬券の買い目は本命のメガリージョンの1着固定で、〇にしたヒシコスマーを2着か3着にくる2頭軸の三連単フォーメーションです。
買い目は、④-⑥-①②③⑤⑧と④-①②③⑤⑧-⑥の合計10点で勝負です。
良かったら皆さんも参考にしてみて下さい。
今週のその他のレース
今週は以下のレースもデータ分析しているので、よかったらこちらも参考にしてみて下さい。