11月12日に福島競馬場の芝2000mで開催される重賞レースの福島記念のデータ分析をしていきたいと思います。
今年は3歳世代からはウインブライトとマイネルスフェーンが参戦予定になっているほか、重賞勝ち経験のあるフルーキーやベルーフ、ツクバアズマオーにマイネルミラノ等も参戦予定です。
今回の目次
福島記念の過去の傾向
福島記念の過去の傾向を見ていきましょう。
内枠の馬が相性が良い
直近4回の福島記念では、1枠の馬が馬券に絡んでいます。しかも比較的前のポジションで競馬が出来る内枠の馬にとっては福島コースはうってつけです。
下のデータを見てもそれは明らかです。
馬番別の成績を見ると、勝ち馬の全ては一桁台の馬番ゲートの馬からです。回収率を見ても、人気馬でなくても内枠の馬には要警戒のレースといえるでしょう。
人気薄でも勝つレース
過去10回の福島記念の人気別の成績を見ると、12番人気や8番人気等の穴馬が勝った事もあるくらいなので、人気薄の馬も手広く勝っても良いレースだと思います。
ハンデ戦なので、人気通りの決着にはならないことも珍しくありません。
配当性向は?
配当に関しても、三連単などは20万以上の配当が10回中5回もあります。馬連の万馬券も3回あるので、高配当を狙う事が好きな穴党に好まれるレースだと思います。
脚質と上がりタイム別の成績
福島コースの特性上、前に居る馬が有利なのですが、データを見てもそれは分かります。
逃げ・先行馬が直近10回中8回かっており、2着も10回中9回が逃げ・先行馬から出ています。
この傾向は必ず頭に入れておいた方が良いと思います。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETの指数ではサンマルティンの128がトップになっており、118のマイネルミラノ、114のフルーキー、111のフェルメッツァ、110のマサハヤドリームという順番になっています。
KLANのスピード指数で比較
KLANの指数では90を出しているマイネルミラノとプロレタリアト、フルーキーの3頭がトップの指数になっています。
次に89を出しているのも3頭でサンマルティン、ショウナンバッハ、ヒストリカル、88を出しているのがベルーフとなっています。
KLANの指数は上位が拮抗している指数になっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズです。
現時点でサンマルティンが1番人気で、ウインブライト、マイネルミラノ、ツクバアズマオー、スズカデヴィアスという順番になっています。
まとめ
ハンデ戦で、それぞれの馬がどのような斤量になるかによって最終的な印や買い目も変わってくると思います。
データを見る限り、以下の様なポイントを押さえておくと良いでしょう。
- ハンデ戦なので、人気薄の馬も馬券に絡む事が多い
- 逃げ・先行脚質の馬を重視
- 内枠が有利(先行脚質なら尚良い)
- 血統の偏りは特に無い
とにかく、内枠有利で脚質も重要なレースとなります。人気馬ばかりの馬券では三連系は的中しない可能性もあるので、人気薄の馬も印を付けてみましょう。
馬券戦略
※11月11日20時30分更新
福島記念はハンデ戦という事で、的中するのは中々難しそうなレースだと思います。
今回は、先行できそうな馬だったり、内目の枠を生かせそうで斤量も恵まれている馬を中心に選びました。
最終的な印は下記になります。このレースも三連複フォーメーションにするので、そのフォーメーションを意識した印になります。
- ◎①プリメラアスール
- 〇③ウインブライト
- ▲⑨ジョルジュサンク
- ▲⑬スズカデヴィアス
- ▲⑯サンマルティン
- △④ショウナンバッハ
- △⑤ケイティープライド
- △⑦フェルメッツァ
- △⑩マイネルミラノ
本命のプリメラアスールと対抗のウインブライトは枠や脚質、オッズ等を考慮して印を付けました。
馬券は三連複フォーメーションで、①③-①③⑨⑬⑯-①③④⑤⑦⑨⑩⑬⑯の37点で勝負です。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
今週のその他のレース
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