6月18日に函館競馬場の芝1200mで開催される第24回函館スプリントステークスのデータ分析をしてみたいと思います。
現時点では13頭の出走登録があります。
高松宮記念を勝ったセイウンコウセイやここ2戦で惨敗しているシュウジも参戦予定になっています。
今回の目次
函館スプリントの過去の傾向
函館スプリントの過去10年のデータを見ていきたいと思います。2009年に札幌競馬場で開催されたのですが、そのデータは省いてあります。
人気別の成績
人気別の成績では、1番人気と2番人気が2勝ずつしており、3番人気と4番人気の馬も1勝ずつしています。
比較的人気馬が人気順通り好走するパターンのレースといえるでしょう。
人気薄の馬は勝ちこそ殆ど無いですが、3着には時々くるようです。
枠順別の成績
枠順別の傾向では、やはり内枠の方がかなり確率が良いことが分かります。
短距離の小回りコースなので、内枠の方が間違いなく有利といえるでしょう。
脚質・上がりタイム別の成績
脚質別の成績では、逃げ馬の成績は過去10年で0-2-1-6と勝利はなく、先行馬が5-3-2-23と一番良い勝率を出しています。
上がりタイム別では、上がり最速を出した馬の勝率が3枠、複勝率が7割と抜群の成績です。
前走クラス別の成績
前走のクラス別で見ると、前走でG3以上の重賞レースを使ってきた馬の成績が全体的に良いです。
前走でオープンクラス以下の馬は基本的には厳しいといえるかもしれません。
種牡馬別の成績
種牡馬別の成績も見てみましょう。函館競馬場の芝1200の2014年以降の種牡馬別の成績です。
今回出走予定の種牡馬に限定しています。
上記のデータを見ると、ヨハネスブルグ産駒の成績が抜群に良いのが分かります。勝率が24%以上と高く、回収率も高いです。
スピード指数で比較
2つのスピード指数で比較してみましょう。
TARGETのZI指数で比較
TARGETのZI指数では、高松宮記念を勝ったセイウンコウセイが141とトップの指数になっています。
次に124のキングハート、117のエポワスと続いています。
KLANのスピード指数で比較
KLANの指数では、ノボバカラの98がトップで、次に92のエイシンブルズアイ、91のセイウンコウセイ、88のキングハートとイッテツという順番です。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズです。
現時点ではセイウンコウセイがやはり1番人気予想になっています。
次にシュウジ、ブランボヌールという順番になっています。
まとめ
現時点で13頭という少し寂しい頭数となってしまいましたが、高松宮記念を勝ったセイウンコウセイも出走予定という事で、楽しみなレースではあります。
過去のレース映像を見ながら、枠順や脚質も考慮して考えたいと思います。
馬券戦略
※6月17日23時更新
今回は、シュウジの取捨に最も迷いました。その結果、シュウジは今回は無印にする事にしました。
最近のレースでは精彩を欠くレース内容だったので消しました。さらにセイウンコウセイを本命にする事にしたのも理由のひとつです。
人気馬のどちらかを消そうと思ったときにシュウジを消すことにしました。
そして最終的な印は下記になりました。
- ◎⑫セイウンコウセイ
- 〇⑧ジューヌエコール
- ▲⑥クリスマス
- ▲⑬ブランボヌール
- ☆⑦エイシンブルズアイ
- △③キングハート
- △④エポワス
- △⑨レヴァンテライオン
- △⑪ホッコーサラスター
本命はセイウンコウセイ。やはG1を勝った馬に弱い馬はいないと思います。近走も基本的に安定した走りをしているので、人気になりますが本命にします。
対抗はジューヌエコール。この馬の斤量は今回50キロという事で、かなり有利だと思っています。1着も期待しての対抗にしました。
▲は函館で勝ち鞍があるクリスマスとブランボヌールです。
☆はエイシンブルズアイ。この馬は芝の1200mであれば十分馬券圏内だと思います。
△は三連単の3着固定にする馬になります。
今回は三連単フォーメーションで、⑧⑫-⑥⑦⑧⑫⑬-③④⑥⑦⑧⑨⑪⑫⑬(56点)を格100円ずつで勝負します。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※6月18日19時更新
さきほど函館スプリントステークスが終了しました。
結果的には本命にしたセイウンコウセイが敗れてしまい、馬券は外れてしまいました。
対抗にしたジューヌエコールの1着の三連単フォーメーションも勝っていたのですが、2着のキングハートは3着固定にしていたので外してしまいました。
それにしてもシュウジはどうしちゃったんでしょうね。気性的に難しくなっているのかもしれませんね。
来週の宝塚記念は的中したいですね。