2016年2月7日に東京競馬場の芝1400Mで開催される春菜賞の予想をしてみます。このレースは500万クラスで牝馬限定、現時点で24頭の出頭登録があります。
新馬戦や未勝利戦を勝ち上がってきた馬と、500万クラスで未勝利の馬のレースです。出走リストは24頭ですが、実際は16頭前後になると思われます。
今回の目次
春菜賞の過去の傾向
牝馬のレースは波乱が多いと言われていますが、このレースでも人気薄の馬が馬券に絡んでいます。2013年のレースでは5番人気、6番人気、12番人気の決着で、三連単が100万円を超えました。
2013年以外では3番人気以内の人気馬は必ず3着以内になっているので、大穴狙いにはなりませんが、人気馬と人気薄を絡めて馬券を購入することをお勧めします。
圧倒時に内枠有利の結果になっている
上のデータで枠順を見て見ると、1枠から3枠が非常に多いのが分かると思います。6枠と7枠は一度も馬券に絡んでいません。東京の芝1400Mのレース自体も内枠が有利なデータになっているので、馬券を買うときは枠順にも目を配る必要があるでしょう。
脚質で一番良いのは差し馬
データでは差し馬が全体で約50%の確率で馬券に絡んでいます。逃げや先行も悪くないですが、追い込みになると厳しい数字になっています。
特別相性のいい騎手はなし
騎手別に見た場合、特別に相性の良い騎手というのはいないようです。三浦皇成騎手と石橋脩騎手の2名が複数回馬券に絡んでいますが、特別意識する必要は無いと思います。
同じレース条件で強い血統は?
2010年以降で、東京競馬場の芝1400Mのレースで500万円クラスに限定して強い種牡馬のデータをご紹介します。
勝率が高いのはディープ産駒とファルブラヴ産駒です。特にディープ産駒の勝率は30%あるので、要チェックだと思います。
しかし、ディープ産駒の単勝回収値は100を下回っているので、ディープ産駒という理由だけで馬券が買われる傾向にあり、過剰人気になっている場合もあります。もし、ディープ産駒の馬券を買う場合は良く考えて馬券を購入した方が良いでしょう。
同じレース条件で相性の良い騎手は?
さきほど、春菜賞では特別に騎手を意識する必要は無いと書きました。下のデータは東京の芝1400Mのレースで500万クラスの騎手別成績表です。
一番オススメなのは福永祐一騎手です。35%の勝率と57%の複勝率は際立っています。直近5回の春菜賞には騎乗していませんが、もし今回騎乗する場合はマークしても面白いと思います。
馬場が悪いときは?
稍重、重馬場、不良馬場になった場合、ネオユニバースとシンボリクエスエス産駒の成績が良いです。良馬場の場合はあまり良い成績ではないですが、もし馬場が悪くなった場合は面白い存在になる可能性があります。
ディープ産駒は馬場が悪いときには、普段以上に過剰人気になるようで、オッズの期待値ほど良い走りが出来ていない様です。単勝回収値が25と低すぎますので、私だったら馬場が悪い時はディープ産駒を外すことも検討するでしょう。
同時期に開催されるレースの予想
同時期に開催される他のレースの予想もしていますので、良かったらご覧下さい。
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