2016年の5月21日の土曜日に、京都競馬場のダート1900Mのコースで開催される第27回平安ステークスを予想してみたいと思います。

現時点では23頭の登録数がありますが、当日は最大で16頭までに絞られます。アウォーディ(足の不調で回避の情報あり)やアスカノロマンが人気になりそうですが、果たしてどの馬が勝つのでしょうか?下の画像が暫定の出走リストになります。

平安ステークスの出走リスト

平安ステークスの過去の傾向

過去の傾向を見てみると、意外にも1番人気の馬が過去5回中2回しか馬券に絡んでいないという事です。二桁人気の馬も馬券に絡むことがあるので、比較的荒れるレースといえるでしょう。

2014年には当時12番人気のクリノスターオーが勝ち、三番人気以内の馬が1頭も来なかったので三連単は140万馬券になりました。

平安ステークスの過去の傾向

キングカメハメハ、アドマイヤボス、アグネスデジタルが狙い目か

過去5年のデータでは、キングカメハメハ、アドマイヤボス、アグネスデジタル産駒のどれかが必ず馬券に絡んでいます。

他にもダート血統のサイスヴィグラスやホワイトマズル産駒も注目した方が良いでしょう。下の画像は出走馬の血統が分かります。

平安ステークス出走馬の血統表

これを見ると、キングカメハメハやアドマイヤボス、アグネスデジタル産駒も何頭がいるようですね。

先行馬が有利

ダート戦のセオリーのひとつに、「先行馬から買え」という言葉があります。芝のレースと違って、ダート戦では明らかに前の位置で競馬する馬が有利といわれています。

平安ステークスの過去5年を見ても、馬券に絡んだ馬の3分の2は逃げか先行馬でした。差し馬も3割位馬券に絡んでいますが、追い込み馬は1頭も馬券になりません。

脚質的に先行出来そうな馬を馬券の軸馬にする事が賢明だと思います。

大型馬が有利な傾向

ダート戦では比較的大型の馬が有利な傾向がありますが、このレースでも大型の馬が馬券に絡むことが多いようです。

過去5年を振り返ってみても、殆どが500キロ以上の馬で、500キロ未満の馬は2頭しか馬券になていません。

馬体重に注目するのも一つの予想の方法だと思いますので、参考にしてみてください。

京都ダート1900Mに強い血統は?

先ほど過去5年間のデータで強い血統を見ましたが、今度はこのレースだけでなく、京都競馬場のダート1900Mで2014年から現在までの種牡馬別の成績を見てみましょう。

この下のデータでは、ゴールドアリュールも安定した結果を出しているのが分かります。今回の出走リストにも、クリソライトとブライトアイディアがゴールドアリュール産駒ですね。

京都ダート1900に強い血統

スピード指数で比較

今回もTARGETという分析ソフトを利用してスピード指数を見てみたいと思います。

ZIという項目に注目して下さい。この中で一番数値が高いのがアウォーディで130という指数になっています。

次に高いのがアスカノロマンの125です。おそらくこの2頭が1番人気と2番人気になると推定されますね。他にもロワジャルダンやクリソライトあたりも人気になりそうですが。。

平安ステークス出走馬のスピード指数

先ほど、「過去5年間で1番人気は2回しか来ていない」というデータを示しましたが、今年はどうなるのでしょうか?穴党の人には悩ましい状況だと思います。

まとめ

1番人気になりそうなのは、おそらくアウォーディだと思いますがこの馬は、ダートに転向して4戦4勝なので本命にしても良さそうですね。3着以内は堅いようなイメージがあります。

同じ距離の名古屋大賞典を2着に2.4秒差の大差を付けて勝っているので、距離適性も問題ないと思います。

他の馬ではアスカノロマン、クリソライト、ロワジャルダンも有力候補だと思います。さらに同じ京都のダート1900Mで開催された「桃山ステークス」を0.6秒差で完勝したマスクゾロも馬券に絡む可能性があると考えています。

現時点では下記の5頭が有力と考えます。

  • アウォーディ
  • ロワジャルダン
  • アスカノロマン
  • クリソライト
  • マスクゾロ

以上になります。皆さんも参考にしてみて下さい。

同時期に開催されるレースの予想

このレースは土曜日に開催されますが、翌日の日曜にはオークスも開催されます。オークスの予想も是非ご覧下さい。


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