11月25日に東京競馬場芝2400で開催されるG1ジャパンカップのデータ分析をしていきたいと思います。

今年は牝馬3冠を達成したアーモンドアイが出走を予定しています。古馬とは初対決になりますが、3歳世代の牝馬の中では圧倒的な実力を示してきた馬が、歴戦の古馬に勝てるかどうかが焦点になるでしょう。

その他にも2016年のグランプリホースのサトノダイヤモンド、大阪杯を勝ったスワーヴリチャード、2016年のダービー馬でもあるマカヒキ、昨年のジャパンカップを勝ったシュヴァルグラン、昨年の菊花賞馬のキセキ等も出走を予定しています。

2018年のジャパンカップの暫定出走表

東京競馬場芝2400mのコース解説

東京競馬場のコース立体図

引用:JRA

 

中央競馬を代表する主要コース。日本ダービーやジャパンCが行われる舞台。

スタートは正面スタンド前直線からで、スタート後、平坦のホームストレッチを走り、ゴール板を一度通過。そこからグルリとコースを一周する。

最初の1コーナーまでの距離は約350m(Aコース時)。1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦。約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。

3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。

東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。

仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。

スタート直後は先行争いがあるため少し流れるが、1~2コーナーに入れば落ち着く。全体的にはスローペースで、最後の直線勝負が基本。

G1でも飛ばす馬がいなければペースは遅くなり、走破時計も速くならない。全馬が力をフルに発揮できるコース形態で、瞬発力とスタミナの両方をバランスよく持ち合わせている馬でないと勝つのは難しい。

種牡馬成績

今回のメンバーの種牡馬成績です。ディープインパクト産駒は安定感がありますが、ルーラーシップ産駒の成績が素晴らしいと思います。

ディープインパクト産駒よりも馬券になる確率が高いので、今回もルーラーシップ産駒のキセキは要注意かもしれません。

東京競馬場芝2400の種牡馬成績

複勝回収率で見ると、キングカメハメハ産駒も要注意で、最近良いレースをしているミッキーロケットも注目の1頭だと思います。

ジャパンカップの過去の傾向

それでは、過去10年のジャパンカップの傾向を見ていきましょう。

人気別の成績

人気別の成績では、過去10年で1番人気は3勝、2着3回、3着2回と勝率30%、複勝率はなんと80%と非常に1番人気が安定した結果を出しているレースといえます。

過去10年のジャパンカップの人気別の成績

2着馬も8番人気以降の馬は連帯しておらず、人気馬サイドでの決着が基本的なターゲットといえるかもしれませんね。

注目

1番人気は勝率3割、複勝率8割という非常に安定しており、素直に軸馬指定しても良さそう

枠順別の成績

枠順別の成績では、一番確率が高いのが1枠です。勝率15%で複勝率は40%と枠順別の成績では一番良いです。

やはり、2400mという長さで東京競馬場を1周してくるので、良いスタートを決めて内枠をロス無く周り、最後の直線で余力を残せた場合は有力なのだと思います。

過去10年のジャパンカップの枠順別の成績

一般的には外枠は不利に見えますが、過去10年のジャパンカップでは8枠でも悪くない成績です。

注目

ジャパンカップでは、1枠の成績が相対的に良い

脚質別の成績

脚質別の成績では、逃げ馬よりも差し馬を狙った方が良さそうなデータになっています。

東京コースは直線が長いので、そこまでいかにエネルギーを温存できるかも大事なのだと思います。

過去10年のジャパンカップの客実別の成績

上がり3Fのタイム別の成績も、上がりタイムが良い馬ほど複勝率も高いです。上がり最速の馬の勝率が意外と低いですが、これは上がり最速の馬は最後方かそれに近いポジションで競馬をする事も多いので、1着にはギリギリ届かないケースが多いからだと思います。

注目

逃げ馬よりも差し馬。早い上がりが使える馬を狙いましょう。

前走レース別の成績

前走レース別の成績では、天皇賞・秋を走ってきた馬が一番多いですが、回収率はそれほど高くありません。

むしろ京都大賞典組や秋華賞を走った3歳牝馬も好走するデータがあります。これを見るとアーモンドアイを軸馬にしたい人は少し心強いかもしれません。

過去10年のジャパンカップの前走レース別の成績

注目

斤量の恩恵もあって、3歳牝馬で強さを発揮してきた馬にもデータ上チャンスは十分有り

年齢別の成績

年齢別に見ると、6歳以降が一度も連対していません。シュヴァルグランには少し厳しいデータになっています。

過去10年のジャパンカップの年齢別の成績

3歳世代でも十分期待できますが、回収率でいうと4歳世代が一番無難な選択肢という結果になっています。

スピード指数で比較

TARGERのZI指数で比較

TARGETのZI指数を見ると、アーモンドアイの138が一番高くて、次にサトノダイヤモンドの127、117のシュヴァルグラン、116のキセキ、111のウインテダネスという順番になっています。

TARGETのZI指数で比較

予想オッズ

netkeibaさんの予想オッズになります。やはり、アーモンドアイが1倍台という圧倒的な人気になっています。

次にスワーヴリチャードサトノダイヤモンドキセキシュヴァルグランマカヒキミッキーロケットという予想オッズになっています。

2018年のジャパンカップの予想オッズ

まとめ

今までアーモンドアイで全て馬券を的中させてもらっているので、今回もアーモンドアイを軸に考えるのが私の本線です。

もしそうなると、馬券の買い目は三連点で買い目を少なくしないと儲からないので、迷ってしまいます。

アーモンドアイを軸にしたとして、相手も2着、3着になる馬を1頭決め打ちしようかと思っています。

兎に角、レースが非常に楽しみです。アーモンドアイが勝てるのか・・。

馬券戦略

※最終的な印と馬券の買い目は有料メルマガ「ドラゴンの勝ち組サークル」にて公開させて頂きます。


おすすめの記事