2017年3月11日に中京競馬場の芝2000mで開催される第53回 金鯱賞(G2)の予想をしてみたいと思います。

近年では、毎年12月に開催されていた金鯱賞ですが、今年から3月に開催されるようになり、1着馬には大阪杯への優先出走権が与えられるレースになりました。

今回は、昨年優勝したヤマカツエース、2着馬のパドルウィール、5着馬のリアファル等も出走登録リストに入っています。

月曜日の時点では、18頭の出走リストになっています。

第53回 金鯱賞の暫定出走リスト

金鯱賞の過去の傾向

過去5年の金鯱賞の傾向を見ていきましょう。

金鯱賞

過去5年では、1番人気が勝ったのは2014年の1回だけで、基本的には3番人気から6番人気の馬にもチャンスがありそうです。

今年のメンバーを考えても、かなりオッズが割れそうな雰囲気になっています。

金鯱賞の過去10年の配当傾向

金鯱賞の過去10年の配当を見ると、三連単で最も高額配当になったのは、2008年の24万馬券で、最も低額配当は2011年の2900円となっています。

金鯱賞の過去10年の配当傾向

金鯱賞の過去5年の血統傾向

直近5回の3着以内になった馬の血統を見ると、ディープインパクトハーツクライキングカメハメハ等のサイアーランキング上位の血統はやはり強いといえます。

金鯱賞の過去5年の血統傾向

中京競馬場の芝2000mの種牡馬別成績

次に中京競馬場の芝2000mの種牡馬別成績のデータも見てみましょう。下記のデータは、今回出走予定の種牡馬に限定したデータになっています。

中京競馬場の芝2000mの種牡馬別成績

2014年~2017

これを見ると、中京競馬場の芝2000mでは、キングカメハメハの勝率が素晴らしいです。ディープインパクト産駒よりも、キングカメハメハの方が相性が良いというデータになっています。

他にも、ゼンノロブロイマンハッタンカフェダイワメジャーなど産駒も高い複勝回収率があります。

金鯱賞の過去5年の枠順別傾向

次に枠順別の傾向を見てみましょう。下のデータを見ると、内枠と外枠の傾向がバラバラでどの枠順が良いのかよく分からないデータになっています。

スタート位置が直線の坂の辺りからなので、最初のコーナーまでは300m程あるので枠順による有利不利はそれほど無いと思われます。

金鯱賞の過去5年の枠順別傾向

金鯱賞の過去5年の脚質別傾向

脚質別の傾向では、逃げ馬には厳しい結果になっています。

中団で足を溜めて、最後の直線で爆発力を発揮できるような競馬が理想だと思われます。ただし、開催週の馬場なので、先行前残りの可能性もあります。

金鯱賞の過去5年の脚質別傾向

スピード指数で比較

次に3つのスピード指数のデータを用いて分析していきましょう。

TARGETのZI指数で比較

まずは、TARGETのスピード指数を見ると、一番高い指数をだしているのは120のステファノスとルミナルウォリアーです。

他の馬も指数での違いは少なめになっています。どの馬が勝つかを予想するのは難しいレースかもしれません。

TARGETのZI指数で比較

KLANのスピード指数で比較

次にKLANのスピード指数です。このデータでは、サトノノブレス、ステファノス、ナスノセイカン、プロディガルサン、リアファル、ルージュバック、ヤマカツエース、ルミナルウォリアーが上位の指数を出しています。

KLANのスピード指数で比較

しかし、この指数でも接近した指数になっています。

予想オッズ

月曜日時点でのnetkeibaさんの事前の予想オッズです。かなりオッズが割れているので、実際のオッズでもかなりオッズが割れそうです。

第53回 金鯱賞の予想オッズ

まとめ

今回の金鯱賞を的中するのはかなり難しいですが、現時点での気になる馬をリストアップします。

  • ステファノス(本命にする予定)
  • リアファル
  • サトノノブレス
  • ロードヴァンドール
  • プロディガルサン
  • スズカディヴィアス
  • パドルウィール
  • ヒストリカル

現時点では、上記の8頭をリストアップさせて頂きます。ヤマカツエースはどうせ人気がかぶりそうなので、今回は買う事に躊躇しています。

ヤマカツエースは、斤量も前回より増えるので思い切って消そうかどうかを迷っています。

馬券戦略

※3月11日10時更新

今回は、リアファルが骨折で回避して16頭立てのレースとなりました。そんな中で私の最終的の印を書かせて頂きます。

下記が最終的な私の印になります。

  • ◎⑨ステファノス
  • 〇②プロディガルサン
  • ▲⑩サトノノブレス
  • △⑥ヤマカツエース
  • △⑫パドルウィール
  • △⑮ロードヴァンドール
  • 穴④ルミナルウォリアー
  • 穴⑭ヒストリカル
  • 穴⑯フルーキー

今回は、上位9頭に印をうちました。ヤマカツエースを消そうと思っていたのですが、印に入れようと思っていたリアファルが回避したのと、ヤマカツエースが3着以内来る可能性も十分考えられるので、印をうちました。

馬券の買い方は、思い切って三連単フォーメーションで買ってみようかと思っています。

具体的な買い目は3-6-9の105点という多めの買い目にしようかと思っています。

⑨②⑩-②⑥⑨⑩⑫⑮-②④⑥⑨⑩⑫⑭⑮⑯というフォーメーションにしようと思います。

1着にステファノス、プロディガルサン、サトノノブレスのいずれかが来ないとハズレる馬券です。

ヤマカツエースは2着か3着に入れました。戸崎圭太騎手のルージュバックも当然強いと思うのですが、1番枠でスムーズに競馬が出来るか不安が少しあるので、今回は外しました。

105点と買い目点数は多いですが、2着か3着に人気薄の馬が来てくれて、配当も魅力的なレースになる事を希望して、今回の買い目になりました。

皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。

予想結果とレース回顧

※3月12日更新

土曜日のレースでは、1番人気のヤマカツエースを2,3着固定の三連単フォーメーションで馬券を購入しました。

しかし、結果的にはそのヤマカツエースが1着に来た事で三連単を外してしまいました。

本命にしたステファノスやプロディガルサン、サトノノブレスの3頭のどれかが1着に来てほしかったのですが、3頭ともに見せ場なしで終わってしまいました。

ヤマカツエースは、今までそれほど強いとは思わなかったのですが、昨年の秋頃から1ランク上の馬になったような印象でした。

3着になったスズカディヴィアスは、ヤマカツエースと同じキングカメハメハ産駒。このページの種牡馬別でも、キングカメハメハ産駒が良い成績だと書いたのですが、本当に3着にきましたね。

血統ベースに予想して馬券を買った時はハズレて、今度は血統をそれほど意識しないで馬券を買うと、血統での決着となる事があります。

やはり、競馬は難しいですね。次回頑張りたいと思います。


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