5月6日の土曜日に京都競馬場で開催される、第65回京都新聞杯の分析をしてみたいと思います。
昨年飛躍したサトノ軍団の2頭、サトノクロニクルとサトノリュウガ等が出走を予定しています。
この中から、クラシックを賑わす馬が出てくるのか楽しみです。
現時点では18頭の出走登録があります。
今回の目次
京都新聞杯の過去の傾向
過去10回の京都新聞杯のデータを分析していきたいと思います。
人気別の成績
過去10回の京都新聞杯では、5番人気が一度勝っているだけで、1番人気から3番人気以内の馬が勝つレースといえるでしょう。
連対は8番人気や9番人気も結構ありますが、軸馬にするのは3番人気以内の有力馬を軸にした方が良さそうです。
枠順別の成績
枠順別では、2枠が過去5勝、3枠と6枠が2勝ずつ、4枠が1勝となっており、回収率や複勝率ベースで評価すると、7枠と8枠の外側は厳しい結果になっています。
出来れば2枠か3枠辺りが狙い目だと思います。
脚質・上がりタイム別の成績
脚質別の成績を見ると、逃げ馬は過去10年で0-0-2-8と分が悪く、先行馬や差し馬の成績が良いです。
枠順も合わせて考えると、内枠の先行脚質の馬が狙い目だと思います。
上がりタイムで見た場合、上がり最速か上がり2位の馬の成績と回収率が高いです。
上がり6位以降だと厳しいので、京都コース実績も含めて過去のレースで上がりが早い馬を重視するべきだと思います。
種牡馬別の成績
下記の種牡馬別のデータは、2014年以降の京都2200mの成績で、今回出走を予定している馬の種牡馬に限定しています。
上記のデータを見ると、ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒の信頼性が高く、この2頭の回収率は非常に似通っています。
この2頭は、ハーツクライ産駒やマンハッタンカフェ産駒よりも回収率では上位のデータになっています。
前走レース別の成績
前走でどのレースを使ってきたか?というデータも見てみましょう。
一番信頼性が高いのが、前走毎日杯組です。今回ではガンサリュートが毎日杯組になります。
プラチナムバレットも毎日杯を走っていますが、その次にはなみずき賞も使っているのでプラチナムバレットは前走毎日杯組にはなりません。
しかし、はなみずき賞組の成績も悪くないので、プラチナムバレットも候補の1頭になると思っています。
前走レース間隔別の成績
前走からのレース間隔別の成績を見ると、連闘は流石に厳しいので、間隔が詰まっていたとしても中1週から中2週の馬から選んだ方が良いと思います。
スピード指数で比較
それでは2つのスピード指数での比較もしてみたいと思います。
TATGETのZI指数で比較
TARGETのスピード指数では、114のハギノアレスがトップで、113のサトノクロニクル、111のヘリファルテ、109を出しているインヴィクタ、ミッキースワローと続いています。
KLANのスピード指数で比較
KLANの指数になると、未勝利戦時の84を出しているミッキースワローがトップ。
続いて前走若葉賞3着のインヴィクタの82、ダノンディスタンスの80、79のメルヴィンカズマとう順番の指数になっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの火曜日時点での予想オッズが下記になります。
火曜日時点では、インヴィクタが2.6倍の1番人気で、サトノクロニクル、プラチナムバレットという人気順になっています。
まとめ
京都2200mと相性の良いハービンジャー産駒であるインヴィクタが1番人気予想ですが、私も個人的にはこの馬は軸馬にしようかと思っています。
プラチナムバレットやサトノクロニクルももちろん有力だと思いますが、種牡馬別の成績を見ると、インヴィクタを軸にしたくなってしまいますね。
インヴィクタを中心に、他の馬をどう絡めて予想するかだと思っています。
馬券戦略
出走表が確定して、結局12頭立てのレースになりました。
最終的な印は下記の様になりました。
- ◎④インヴィクタ
- 〇⑤サトノリュウガ
- ▲⑧ミッキースワロー
- ▲⑨メルヴィンカズマ
- △②ダノンディスタンス
- △⑦ハギノアレス
- △⑪プラチナムバレット
血統的に相性の良いハービンジャー産駒のインヴィクタとサトノリュウガに重い印を打ちました。
馬券は三連単フォーメーションで、④-⑤⑧⑨-②⑤⑦⑧⑨⑪(15点)と、⑤⑧⑨-④-②⑤⑦⑧⑨⑪(15点)の合計30点で勝負したいと思います。
良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※4月7日13時更新
昨日京都新聞杯が終了しました。
結果的には本命にしたインヴィクタがスタートで出遅れ、予想はあっさり外れてしまいました。
正直、スタートを見た時点で8割諦めてしまいました。
今回は完敗です。新潟大賞典かマイルカップのどちらかは的中させたいです。