4月23日に京都競馬場で開催される第48回 マイラーズカップ(G2)の予想をしてみたいと思います。
今年はマイル路線に転向してきたエアスピネル、東京新聞杯でそのエアスピネルに勝ったブラックスピネルやプロディガルサン、3年前の皐月賞馬のイスラボニータらが参戦予定になっています。
ほかにもヤングマンパワーや古豪のフィエロ等も参戦を予定しており、好メンバーが揃ったと思います。
現時点では13頭が登録しています。
今回の目次
マイラーズカップの過去の傾向
マイラーズカップの過去の傾向を見ていきましょう。
ディープインパクト産駒強し
直近5回のマイラーズカップでは、毎年必ずディープインパクト産駒が1頭以上馬券に絡んでいます。
1番人気が不調
1番人気の成績もそれほど良くはなく、直近5回でも勝ちはありません。穴馬を狙う場合も、極端に人気の無い馬よりも、単勝オッズで30倍前後の馬を狙うと良いかもしれません。
過去10年の枠順別の成績
マイラーズカップの過去10年の枠順別の成績を見ると、一番高い勝率なのは大外の8枠で、過去10回で4勝しています。
次に良いのは2枠の3勝で、1枠、4枠、5枠は過去10年で一度も勝てていません。
過去10年の脚質別の成績
脚質別の成績では、逃げ馬の勝率と回収率が非常に高いです。
逃げ馬はこの10年で3勝しており、スローペースになりそうなら逃げ馬を狙ってみるのも面白いと思います。
追い込み一気の脚質だと、このレースでは厳しいかもしれません。
種牡馬別の成績
京都競馬場の芝1600mの種牡馬別の成績も見てみたいと思います。
下記のデータは、2014年以降の京都芝1600mの全レースの種牡馬別の成績です。今回の出走メンバーの種牡馬だけを抽出しています。
このデータでは、ディープインパクト、キングカメハメハ、アグネスタキオン産駒の成績が高いです。
この3頭は回収率も安定していて、馬券の予想の参考になると思います。
重賞レースに限定したデータ
次に先ほどのデータから重賞レースに限定したデータも掲載します。
重賞レースになると、ディープインパクト、キングカメハメハ産駒の成績が際立ちます。
さらに回収率では、アグネスタキオン、ダイワメジャー産駒も高い回収率があります。
私の本命候補であるイスラボニータはフジキセキ産駒なのですが、このデータ上では少し不利なデータになっています。
スピード指数で比較
スピード指数のデータでも比較してみたいと思います。
TARGETのZI指数で比較
まずはTARGETの指数から。一番高い指数はイスラボニータとクルーガーの131。次に123を出しているブラックスピネル、119のダッシングブレイズ、プロディガルサンと続いています。
KLANのスピード指数で比較
KLANのスピード指数では、95を出しているエアスピネル、次に位92を記録しているアクションスター、イスラボニータ、91のヤングマンパワー、90のプロディガルサン、フィエロ、クルーガーとなっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズです。
やはりエアスピネルが予想オッズでは1番人気になっています。次に安定した結果を出しているイスラボニータ、ブラックスピネルと続いています。
まとめ
エアスピネルは当然人気になるので、今のところエアスピネル以外の馬を本命にしたいと表射ます。
具体的には、2014年の皐月賞馬のイスラボニータかフィエロが本命候補です。
イスラボニータはキャリア20戦のうち、18回が5着以内と非常に安定感のある走りをします。しかも、キャリア20戦のうち、重賞が18回と経験値もあるし、馬券の軸にはしやすいかなぁと思っています。
あとフィエロも重い印を付けようと考えている1頭です。今年の1月の京都金杯ではエアスピネルから0.1秒差の3着に敗れたのですが、斤量がエアスピネルより1キロ重かった事で力は互角だと評価しています。
エアスピネルが人気になるなら、逆に中穴人気のフィエロを重視したと考えています。
他にも、好メンバーが揃っているので、今回はエアスピネルは本命にはしないつもりで、予想を考えていきたいと考えています。
馬券戦略
※4月22日19時更新
今回は11頭立てと少ない頭数なので、配当を考えて三連単で馬券を買おうと思います。
最終的な印は下記の様になりました。
- ◎③フィエロ
- 〇⑪イスラボニータ
- ▲④エアスピネル
- △⑦プロディガルサン
- △⑧ブラックスピネル
- ×⑥ヤングマンパワー
- ×⑤ダッシングブレイズ
本命はフィエロにしました。このレースで毎年の様に馬券に絡んでいるディープインパクト産駒である事と、エアスピネルやイスラボニータよりも人気が無い事で本命にしました。
印を付けた上位3頭は、同レベルの力だと評価しているのですが、イスラボニータは4ヶ月ぶりのレース、エアスピネルはまだ100%の仕上げではないと推測できるので、フィエロを◎にしました。
対抗はイスラボニータ。この馬は抜群の安定感で本命候補だったのですが、今回はフィエロに本命を譲り、対抗にしました。
エアスピネルは3番手。もちろん勝つ力はあると思いますが、フィエロと互角と評価する以上、オッズ的に人気になっている馬はあえて印を下げました。
今回の馬券は三連単フォーメーションで、③-④⑦⑧⑪-④⑤⑥⑦⑧⑪(20点)と、④⑦⑧⑪-③-④⑤⑥⑦⑧⑪(20点)の合計40点の三連単馬券で勝負です。
みなさんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※4月23日16時更新
福永さんがやってくれました。
スタートしてから終始手綱を引っ張り続け、直線になっても内からイスラボニータが来たので手綱を引き、はっきりいって、なんにもレースになりませんでした。
スムーズに競馬出来ればエアスピネルやイスラボニータと互角に勝負出来ると思っていたので、大変残念な結果になりました。
このレースは忘れない1レースになってしまいました。