9月2日の日曜に新潟競馬場芝2000mで開催される、第54回新潟記念のデータ分析をしていきたいと思います。今年は13頭のメンバーが集まりました。
今年のダービーで2番人気で5着に惜敗したブラストワンピースの復帰レースでもあり、予想オッズでは現時点で1番人気になっています。
さらに、今年の中山金杯を制したセダブリランテスも約8ヶ月ぶりに復帰します。
今回の目次
新潟競馬場芝2000のコース解説
スタート地点は向正面直線の右奥の2コーナーポケットからで、これは内回りの芝1400mと同じ地点。2000mでコーナーが2回のコースは、日本ではここだけになります。
最初の3コーナーまでの距離は約950mもあり非常に長い。3,4コーナーはスパイラルカーブになっていて下り坂。
最後の直線は約660mで、日本最長の直線距離。最後の直線での上がり勝負のレースになりやすい傾向にある。
新潟競馬場芝2000の種牡馬別の成績
新潟競馬場芝2000の種牡馬別の成績も見てみましょう。今回の出走メンバーの種牡馬に限定したデータになりますが、ディープインパクト産駒の勝率がかなり高い事が分かります。
ハービンジャー産駒やステイゴールド産駒の勝率はディープインパクト産駒のそれと比較するとかなり分が悪いですね。
新潟記念の過去の傾向
新潟記念の過去10年のデータを見ていきたいと思います。
人気別の成績
まずは人気別の成績を見ると、1番人気の勝率と連対率はそれほど高くないことが分かります。
逆に5番人気や6番人気の馬が2勝以上していて、波乱含みの結果になることが多いレースといえると思います。
16番人気の馬も過去10年で一度勝っているので、高配当を期待できるかもしれませんね。
枠順別の成績
枠順別の成績では、下のデータを全体的に見ると、なんとなくですが内枠の方が外目の枠よりも良さそうな数字に見えます。
脚質別の成績
脚質別の成績では、過去10年では逃げ馬が勝ちきる事が一度もありませんでした。2着や3着はあるけど、逃げ馬には少し厳しいレースといえます。
逆に中団や、後ろから差してくるようなスタイルを得意とする馬にはチャンスがあるといえます。
上がり3Fのタイム別の成績でも、上がり最速が過去10年で4勝しており、今までの実績を見て上がり3Fのタイムが速く走れるような馬には注目したいですね。
前走クラス別の成績
前走クラス別の成績では、前走で1600万下クラスも勝ちは一度ありますが、基本的には前走でG3以上を使ってきた馬を重視した方が良いと思います。
年齢別の成績
年齢別では、3歳の成績が良くないです。過去10年で6頭がチャレンジしたのですが、一度も馬券になっていません。
今年は3歳のブラストワンピースが1番人気予想になっていますが、この馬の取捨がポイントになるでしょう。
基本的には4歳から7歳の馬を軸馬にするのが妥当なのかもしれません。
斤量別の成績
斤量別の成績では、51キロ以下の馬は過去に一度も馬券になっていません。一番回収率が高いのは51.5キロから53キロの馬で単勝回収率が高いです。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETのZI指数で比較した場合、一番高いのが136を出しているセダブリランテス、次に134のブラストワンピースです。この2頭が指数では抜けています。
次に120のグリュイエール、さらに離れて109のストーンウェア、107のメートルダールと続いています。
netkeibaのスピード指数で比較
netkeibaさんのスピード指数では、近5走平均値では104のグリュイエールがトップで、次に103のストーンウェア、102のセダブリランテス、101が2頭でショウナンバッハとメートルダールがいます。
予想オッズ
netkeibaさんの予想オッズでは、ブラストワンピースが2.2倍で1番人気になっています。おそらく当日もこの馬が1番人気になりそうですね。
次にグリュイエール、セダブリランテス、メートルダール、ストーンウェア、マイネルハニーという予想オッズになっています。
まとめ
今回は3歳馬のブラストワンピースの取捨がポイントだと思います。ダービー時も少し太めのこりの状態だったのに、かなり強い印象のレース内容だったと思うので、多くの人の支持が集まっているのだと思います。
セダブリランテスも長期休み明けなので迷いますし、藤田菜七子騎手の50キロも気になります。
レース前までには結論を出したいと思います。
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