4月8日に阪神競馬場の芝1600mで開催される桜花賞のデータ分析と予想をしていきたいと想います。
いよいよクラシックが始まります。デビューから5連勝を狙うラッキーライラック、爆発的な瞬発力を発揮するアーモンドアイ。
他にも堅実に走るリリーノーブルやマウレア等が参戦予定になっています。
フルゲートは18頭ですが、現時点では25頭が登録されています。
今回の目次
阪神芝1600mのコース解説
阪神の1600mは外回りコースで、バックストレートの中間辺りがスタート位置。ここからゆったりした3,4コーナーを曲がって470m前後の直線になる。
比較的スローペースになりやすい傾向なので、展開次第では逃げ馬も3着に残る可能性は十分ありえるコース設定になっている。
種牡馬の傾向
このコース設定を、今回のメンバーの種牡馬別データで見てみましょう。2015年以降の阪神競馬場芝1600mのデータです。
ディープインパクト産駒は安定した結果を出していますが、回収率はそれほど高くないのでディープインパクト産駒だからといって買っても儲からないケースもあります。
勝率や連対率だけで見れば、ディープインパクト産駒よりもロードカナロア産駒やフランケル産駒も非常に良い成績を出しています。
オルフェーヴル産駒もディープインパクト産駒の成績とそれほど変わらない確率を出しています。
桜花賞の過去の傾向
桜花賞の過去10年のデータを見ていきたいと想います。
人気別の成績
人気別の成績では、1番人気が過去3勝、2番人気が2勝、3番人気が1勝となっており、基本的に3番人気以内を本命にした方が良いレースだと想います。
連対率は1番人気よりも2番人気の馬の方が良く、1番人気の馬は過剰人気になりやすい傾向にあるのかもしれません。
枠順別の成績
枠順別の成績を見ると、4枠と5枠が非常に良いデータになっていますが、阪神の1600m全体のデータでは、特に枠順の偏りは少ないです。
唯一大外の8枠だけは上記のデータと供に、全体のデータでも悪い傾向にあります。8枠になった場合は割引が必要でしょう。
脚質別の成績
脚質別のデータも見てみましょう。過去10年の桜花賞では逃げ馬は1勝ですが、先行が2勝、中団が3勝、後方が4勝と後方にいる馬でも十分チャンスがある事が分かります。
ペースが遅いと前の馬が有利になりますが、桜花賞では後方の追い込み馬が強い傾向があります。
上がり3Fの順位別のデータを見ても、上がりが早い馬の成績が良い事が分かります。過去のレースで上がり3Fのタイムを見るのも重要な指標となるのかもしれませんね。
前走レース別の成績
前走のレース名別の成績では、チューリップ賞組が非常に成績が良い事が分かります。過去10年で7回の勝利馬はチューリップ賞組から出ています。
連対や複勝率を見ても、チューリップ賞組が非常に良い事が分かります。
ラッキーライラックやリリーノーブル等がチューリップ賞組なので、実績面を見てもやはり当日も人気になりそうですね。
個人的に本命候補のアーモンドアイはシンザン記念からですが、このシンザン記念から桜花賞に挑戦した馬は過去10年で1頭もいないようです。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETの指数では、130のラッキーライラックがトップで、次に125のアンコールプリュ、124のアーモンドアイ、123のプリモシーン、117のリバティハイツ、116のアンヴァル、115のリリーノーブルとなっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズでは、4連勝で無敗のラッキーライラックが1倍台でダントツの1番人気の予想になっています。
2番人気はアーモンドアイ、次いでリリーノーブル、マウレア、フィニフティ、デルニエオール、プリモシーンという順番になっています。
まとめ
やはり、ラッキーライラックは強いと思いますし、3着以内は固いと思っているので馬券に入れるつもりです。
しかし、私の本命候補のアーモンドアイも合わせて馬券を買うとなると、的中しても配当面でおいしくないので、買い目を絞る事を考えています。
ラッキーライラックを負かすことが出来るのはアーモンドアイだけだと思っているので、三連複フォーメーションで1、2着固定で3着を数頭選ぶという考え方でいます。
アーモンドアイの前走のシンザン記念のレースを見ても、前残りのレース展開と馬場の中で1頭だけ別次元というか、別の生き物が走っている様に見えました。
このレースを見た時から、桜花賞では本命にしようと思っていたので、今の所本命でいく事を考えています。
最終的な予想はレース前までに決めたいと思います。
馬券戦略
※4月7日23時30分更新
いよいよクラシック第一弾の桜花賞が迫ってきました。現時点ではラッキーライラックが圧倒的な1番人気になっていて、多くの人がラッキーライラックが勝つ可能性が高いと思っているようです。
ラッキーライラックは勿論強いので、対抗か▲は打つ予定でしたが、なんと1枠1番に入ってしまった事で、私の「万が一包まれて、最後の直線も前が開かずに追い出すタイミングが遅れて4着とかなるかも」という希望的観測が強まってしまいました。
メインは三連複フォーメーションでの購入を考えていて、印もそのフォーメーションを意識した印にしました。以下が私の最終的な印です。
- ◎⑬アーモンドアイ
- 〇⑨リリーノーブル
- ▲⑦トーセンブレス
- ☆⑯フィニフティ
- △①ラッキーライラック
- △④アンコールプリュ
- △⑥スカーレットカラー
- △⑧ハーレムライン
- △⑮プリモシーン
- △⑰マウレア
枠順発表前までは本命アーモンドアイで対抗がラッキーライラックだったのですが、極端な枠になったので、万が一を考えてラッキーライラックは△にしました。
アーモンドアイはシンザン記念のレベル等がイマイチと言われていますが、この馬は個人的にはかなり強いのではないかと思っていて、ラッキーライラックが人気になるならアーモンドアイを本命にした方が配当的に良いと考えて印を付けました。
馬券は三連複フォーメーションの⑬-⑦⑨⑯-①④⑥⑦⑧⑨⑮⑯⑰(21点)を各500円ずつの合計10500円で勝負です。
そしてそして、本来の対抗候補のラッキーライラックも重視した三連単フォーメーションも買います。
1着をアーモンドアイで固定し、ラッキーライラックを2着もしくは3着に、相手は人気薄のディープインパクト産駒等を中心に買います。
マウレアとリリーノーブルは人気なので、配当面を考えて切ります。
買い目は、⑬-①-④⑥⑦⑧⑮⑯(6点)と、⑬-④⑥⑦⑧⑮⑯-①(6点)の合計12点を各500円ずつの6000円買います。
三連複と三連単の合計で16500円で今回勝負します。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※4月8日16時更新
さきほど桜花賞が終了しました。結果的には本命にしたアーモンドアイが見事に優勝し、三連複フォーメーションも的中出来ました。
しかし、的中したのですが、三連複の1番人気馬券になってしまったので、トリガミでした。
三連単フォーメーションもリリーノーブルをあえて外した馬券だったので、ダメでした。
できれば3着にトーセンブレスが来てくれれば良かったのですが・・・。
それにしてもラッキーライラックを破ったアーモンドアイは予想通りの強さを発揮してくれました。
今までの時計がそれほど良くなかったので、アーモンドアイに対して半信半疑だった方も多いと思いますが、今回のレースで世代トップに一気に名乗り出た感じです。
次回のオークスではもしかしたら1番人気になってしまうかもしれませんね。
ラッキーライラックもスタートをしっかり決めて、文句なしの内容だったと思うのですが、アーモンドアイが強すぎたという事だと思います。
これで一応3週連続的中という事なので、来週の皐月賞も的中目指して頑張ります。