2016年2月13日に東京競馬場の芝1600Mで開催されるクイーンカップの過去の傾向を分析しながら予想をしてみます。
3歳の牝馬限定の重賞レースでグレード3(G3)のレースになります。下の出走リストには、私の独断と偏見ですでに印や消しマークが入ってしまっていますが、当日までに変更になる可能性もあります。
枠順や騎手、オッズによって多少変更になるかもしれませんが、現時点での予想は下記の様な感じです。
今回の目次
クイーンカップの過去の傾向
直近5回のクイーンカップの結果を見てみると、人気馬の多くが馬券に絡んでいるのが分かります。毎年1番人気か2番人気が必ず馬券になっています。
配当も、2013年の4万円強の三連単が最も高い配当だったので、本命サイドで決着するレースになっています。
牝馬のレースは荒れる事が多いとよく言いますが、このクイーンカップに関しては波乱が少ないようですね。
逃げ・先行よりは差し・追い込みが決まる
脚質の傾向ですが、過去5年のクイーンカップの傾向では、差しや追い込み馬が多く馬券になっており、逃げや先行は少し不利なデータになっています。
ペース的には早くなる傾向があるので、スタミナとスピードの両方を兼ね備えた馬が良いと思います。一瞬の切れ脚よりも、スピードを一定時間保てるような脚を持つ馬を推奨したいです。
前走G1を走った馬が好成績
前走で阪神ジュベナイルFを使った馬は成績が良いことで知られています。今回のレースでは3頭います。そのうちの1頭は私は消しましたが、後の2頭は本命と対抗にしました。
過去5回のクイーンカップで、馬券になった6頭が前走で阪神ジュベナイルFを走っています。
ダイワメジャーに注目
血統では、ディープやシンボリクリスエス産駒も強いのですが、私はダイワメジャー産駒にも注目しています。
ダイワメジャーは「サンデーサイレンス×ノーザンテースト」配合で、この配合の馬は時計全体も上がりのタイムも早いマイル戦に強い傾向があるからです。
同じレース条件で強い血統は?
それでは、このクイーンカップと同じ東京の芝1600Mで2015年以降強い種牡馬の成績を見て見ましょう。
ディープインパクトが安定した結果を出していますが、先ほど書いたダイワメジャー産駒も良い成績を収めています。
ステイゴールドやフジキセキ産駒の複勝率も高いです。フジキセキ産駒はすでに2016年で5歳の馬が最後の世代なので、今回のクイーンカップにはいませんが、ステイゴールド産駒は1頭いるので、私はこの馬も馬券に絡む可能性があるのではないかと期待しています。
同じレース条件で相性の良い騎手は?
騎手別の成績を見ると、三浦皇成、福永祐一騎手の2名だけが20%以上の勝率があります。この2人の他にはルメールとミルコの複勝率が高いのでオススメでしょう。
ただし、ルメールは単勝回収値が100を下回っているので、過剰人気になってオッズよりは好走しないケースも多いみたいですね。
馬場が悪いときは?
馬場が悪くなったときはジャングルポケットに注目です。ただし、稍重までにしてください。重馬場や不良馬場は成績は悪くなる傾向にあります。
下のデータのジャングルポケットのデータも全て稍重の時の成績であり、重馬場や不良馬場はデータがありませんでした。
全体的にジャングルポケットの芝の場合、稍重は強いがそれより馬場が悪くなると強くないという統計データも存在しています。
同じコースデータをより深く理解するために
今回のクイーンカップは東京のダートの1600Mで開催されますが、このコースの過去のデータをより深く理解すれば、今回のレースだけでなく他の同じコースで開催されるレースの予想にもつながります。
もし、このコースの詳しいデータを予想に生かしたい方は、「東京競馬場芝1600Mのクラス別データ分析」も是非一度ご覧頂きたいと思います。
同時期に開催されるレースの予想
同時期に開催される他のレースの予想もしていますので、良かったらご覧下さい。
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