2016年7月3日に福島競馬場の芝1800mで開催される、第65回 ラジオNIKKEI賞(G3)の予想をしてみたいと思います。
5月の京都新聞杯2着になったブラックスピネル、毎日杯2着のアーバンキッドらが人気になると思いますが、今回は何が優勝するのでしょうか。
早速過去の傾向分析をしながら予想していきましょう。
※下記は6月26日現在の暫定出走リストです
今回の目次
ラジオNIKKEI賞の過去の傾向
近年5回のラジオNIKKEI賞の結果を見ながら傾向分析をしていきたいと思います。
配当性向
直近5年の配当を見ると、2013年には三連単で90万馬券になりましたが、それ以外の4回では1番人気の馬が3着以内に来ています。
人気の馬と人気薄の組み合わせで考えたい馬券だと思います。二桁人気の馬も過去5年で3回馬券になっています。
ハンデ戦とい事なので、人気が無くても斤量が軽い馬にも注意する必要があるでしょう。
福島1800mに強いジョッキーは?
福島競馬場の芝1800mに強いジョッキーを調べてみました。2010年以降のデータを集計し、勝ち数が多い順番に上位25位までのデータになります。
このデータを見ると、一番勝ち数が多いのが吉田隼人騎手です。勝率が16.2%と高く、複勝率も4割近くあるので信頼度が高いです。
他にも単勝適性回収値が100を超えているジョッキーもリストアップしてみました。下記の6名のジョッキーが該当します。
- 松岡正海
- 丸田恭介
- 嶋田純次
- 菱田祐二
- 松田大作
- 西田雄一
この中では菱田祐二ジョッキーの勝率が一番高く、28.6%ととても高いです。
過去5年の血統傾向
過去5年のラジオNIKKEI賞で3着以内になった馬の血統データです。
過去5年のうち、3回はディープインパクト産駒が勝っています。マツリダゴッホ、ステイゴールド産駒も1勝ずつあげています。
やはりサンデーサイレンス系が多いです。次に目立つのはミスタープロスペクター系です。
サンデー系×ミスプロ系のサラブレッドが多いのも特徴のひとつでしょう。ちなみに今回の出走リストの血統データも下記にあるので見てみましょう。
サンデー系が多いのは当然として、ミスプロ系も何頭かいますので参考にして下さい。
ファミリーナンバー(ファミナン)傾向
今度は母系の血統を分析する時に使うファミリーナンバー(ファミナン)でも見てみたいと思います。
先ほどの過去5年の傾向の画像データの部分で、馬の名前の右隣に赤い文字で数字が書いてあったと思います。この数字が牝系の血統を分類したファミリーナンバー(FN)数字です。
過去5年のデータでは、ファミリーナンバーが2・4・11・12が多い印象があります。このデータを基に、今回の出走リストの馬のファミリーナンバーを書いたデータを下記に記載します。
下の画像の上から2段目の赤い数字がファミリーナンバーです。
2・4・11・12のファミリーナンバーを持っている馬も複数頭いますので、参考にして下さい。
前走の出走レースについて
次に前走でどんなレースに出走していたかというデータになります。
このデータでは特定のレースに出ている馬が強いという事はないですが、重賞レースに出走している馬もマークする必要があるでしょう。
あと500万下クラスで勝ってきた馬も馬券に絡む事が多いのも覚えておいて下さい。
枠順別の傾向
今度は枠順別の成績です。過去5年では2枠の複勝率が抜群に高いです。
過去5年で9頭中7頭が馬券に絡んでいます。一番右の平均人気が5.6なので、比較的人気馬である事は確かですが、それでも平均着順が3と人気よりも好走する場合が多いという事です。
脚質別の傾向
脚質別の傾向も見ていきましょう。下のデータを見ると、一番良いのは差し馬で次に先行馬の複勝率が高いです。逃げ馬や追い込み馬の様な極端な脚質では厳しい結果になるでしょう。
福島芝1800mに強い血統は?
今度は福島競馬場の芝1800mに強い血統を探していきましょう。このデータは2013年1月以降から2016年6月までのデータです。
父系の血統
まずは父の血統からです。このデータではディープインパクト、ゼンノロブロイ、フジキセキ、サクラバクシンオーを父に持つ馬が強さを発揮しています。
今回の出走リストの中で、上記4頭の種牡馬を父にもつ産駒は2頭います。
- ゼーヴィント(ディープインパクト)
- ピックミータッチ(ゼンノロブロイ)
母系の血統
今度は母父(ブルードメアサイアー)を見ていきましょう。この中では、シンボリクリスエス、フレンチデピュティ、タイキシャトル、アグネスタキオン、ブライアンズタイムなどが強いです。
今回は、このコースに強いブルードメアサイアーを持っている馬は下記の3頭が該当します。
- ゼーヴィント(母父ブライアンズタイム)
- ピックミータッチ(母父フレンチデピュティ)
- アップクォーク(母父アグネスタキオン)
スピード指数で比較
次にスピード指数のデータを用いて分析していきましょう。
KLANのスピード指数で比較
KLANの有料サービス会員が見る事が出来るスピード指数で比較してみましょう。
このスピード指数では、アップクォークの89が最も高く、ミライヘノツバサの85、ストーミーシーの83と続いています。
上がりタイムで比較
今度はレースの上がり3ハロンのタイムを比較してみましょう。下のデータは登録馬の近5走の上がりタイムです。
このデータを見ると、上がりが33秒台をマークしている馬はアップクォーク、アーバンキッド、ジョルジュサンク、ナイトオブナイツ、ブラックスピネル等です。
まとめ
現時点で気になる馬をリストアップしてみました。
- アップクォーク
- アーバンキッド
- ストーミーシー
- ゼーヴィント
- ダイワドレッサー
- ピックミータッチ
- ブラックスピネル
現段階では上記の7頭が気になる存在です。皆さんも参考にしてみてください。
馬券戦略
※下記は7月2日22時更新
このレースは三連複1頭軸流しでの馬券を考えています。
下記が最終的な私の印です。
- ◎ゼーヴィント
- ○ブラックスピネル
- ▲ストーミーシー
- △トモトモリバー
- △ロードヴァンドール
- △ピックミータッチ
- △アップクォーク
本命のゼーヴィントを軸にして〇以下の6頭を流して三連複15点が私の最終結論です。
よかったら参考にしてください。
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