4月15日に中山競馬場の芝2000で開催される牡馬クラシック第一弾の皐月賞のデータ分析と予想をしていきたいと思います。
先日、残念なお知らせがありました。1番人気予想になっていたダノンプレミアムが故障によって回避される事になってしまいました。
私も本命候補の1頭と考えていたのですが、逆にいえば、予想が面白くなるのかなぁという印象を持っています。
ワグネリアンやステルヴィオ等が人気のレースとなりそうです。
今回の目次
中山競馬場の芝2000mのコース解説
芝の2000mのコースは、4コーナーが終わった辺りからスタートし、内回りコースを1周して帰ってくるコース。
内回りコースなので、先行脚質で内枠ならかなり有利なレースを展開できるコース。最後の直線も長くないので、1着を狙う馬は後方一気では厳しい。
スタート後と最後の直線の2回急坂を走るので、他の競馬場の2000mよりもタフさが要求されます。
種牡馬の傾向
今回のメンバーの種牡馬に限定して、中山競馬場の芝2000の種牡馬別のデータも見てみましょう。
上記のデータを見ると、ディープインパクト産駒が非常に安定した成績を出している事が分かります。勝率や連対率、複勝率もすべて安定しています。
回収率も100を下回っていますが、過剰人気気味になりやすいディープインパクト産駒でも及第点の回収率といえるでしょう。
ディープインパクト産駒と同じ位背良い成績をだしているのがルーラーシップ産駒。データサンプル数は少ないので、ディープインパクト産駒とのデータと同列で比較はできませんが、回収率を考えると、ルーラーシップ産駒にも注目だと思います。
他にはステイゴールド、ハーツクライ、ハービンジャー産駒等も安定した成績をだしています。
皐月賞の過去の傾向
過去10回の皐月賞のデータを見ていきましょう。
人気別の成績
人気別の成績を見ると、1番人気が過去2勝、2番人気が1勝となっており、決して人気馬でなくても勝てるレースになっていると思います。
過去10年では7番人気、8番人気、9番人気の馬も勝っているので、配当面でも多少良くなる傾向があるようです。
枠順別の成績
枠順別の成績では、5枠が過去10年で連対がゼロになっていますが、他の枠を見ると特別な偏りは無いように見えます。
しかし、勝ち馬に関しては外の枠の方が比較的確率が高いデータになっています。
脚質別の成績
脚質別の成績では、逃げ馬は過去10年で1勝となっていて、逃げ馬にとっては勝つのはなかなか難しそうです。
しかし、単勝回収率が100を超えているので、人気薄の逃げ馬とかはマークが緩くなるので、そのまま前残りになるケースも時々あるみたいです。
しかし、基本的には好位のポジションで競馬をして、先頭の馬に比較的違いポジションにいる馬が有利なコース設定といえると思います。
前走クラス別の成績
前走クラス別の成績を見ると、前走で重賞を使ってきた馬から勝ち馬が出ていて、オープン以下のクラスからでは勝のは厳しいデータになっています。
しかし、2着や3着であれば時々馬券になる事があるようで、決して無視した方が良いとは思えません。一応ヒモ穴としてマークしても良いと思います。
前走レース名別の成績
前走レース名別の成績です。ここ10年では前走で共同通信杯からの直行組が抜群の勝率を誇っています。今年はオウケンムーンとグレイルが該当します。
他にもスプリングステークスや弥生賞から勝ち馬が多く誕生しています。基本的には前走重賞を好走してきた馬を軸にすべきレースです。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETの指数を見ると、131のダノンプレミアムがトップですが、回避を表明したので、実質トップの指数は128のステルヴィオになります。
次に123のワグネリアンとジェネラーレウーノ、121のエポカドーロという指数の順番になっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズです。ダノンプレミアムは置いておいて、現時点ではワグネリアンがトップの予想で、次にステルヴィオ、キタノコマンドール、ジャンダルム、オウケンムーン、タイムフライヤー、エポカドーロという予想オッズになっています。
まとめ
ダノンプレミアムが回避したのは残念ですが、他のメンバーでバッチリ的中させるのは中々難しそうなレースだと思います。
固い決着になるのか、もしくは例年の様に伏兵の活躍があるのか。今から非常に楽しみです。
各有力馬のレース映像等を見ながら、レースまでに印を付けてみたいと思います。
馬券戦略
※4月14日23時更新
いよいよ牡馬クラシック第一弾の皐月賞が近づいてきました。
天気予報では、雨は降るが雨量はそれほどでもなさそうなので、稍重でのレースになるのかなぁと思っています。
予想と馬券を決めたときには、重馬場を想定していたので、出来れば重馬場くらいになってくれればと思っています。
最終的な印は以下の様になりました。
- ◎⑦エポカドーロ
- 〇⑮ステルヴィオ
- ▲①タイムフライヤー
- ☆⑭サンリヴァル
- △②ワグネリアン
- △③ジャンダルム
- △⑨ジェネラーレウーノ
- △⑩オウケンムーン
- △⑫グレイル
今回の予想のポイントはレース展開と馬場状態。レース当日は馬場が渋るという前提で印を付けました。
本命にしたのはエポカドーロ。良馬場ならステルヴィオを本命にする予定だったのですが、馬場が渋るという事で、エポカドーロが前で粘って3着以内を確保してくれる事を期待しています。
中山競馬場のコース特性を考えても、前にいた方が基本的に有利だと思っています。
個人的に今回のメンバーではステルヴィオとワグネリアンが強いと思いますが、ワグネリアンは内枠で窮屈な競馬になってどうか?という事もあるので印を下げました。
タイムフライヤーは馬場適性がありそうで、サンリヴァルも重馬場の方がさらに粘りが効くイメージがあります。
馬券の買い目は三連複フォーメーションで、⑦-①⑭⑮-①②③⑨⑩⑫⑭⑮(18点)を各600円ずつの10800円。
さらに三連単2頭軸マルチで、⑦⑮-①②③⑨⑩⑫⑭(42点)を各200円ずつの計8400円。
合計で19200円で勝負したいと思います。
皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。
予想結果とレース回顧
※4月15日17時更新
さきほど牡馬クラシックの皐月賞が終了しました。結果的には本命にしたエポカドーロが勝ち、三連複フォーメーションも600円的中したので32万円の配当を的中する事が出来ました。
エポカドーロの道中のポジションニングも最高でしたし、最後の直線の伸び方も強かったと思います。
2着になったサンリヴァルも馬場が向いたのかどうかは分かりませんが、予想通りの粘り腰で2着に。サンリヴァルが入ってくれた事で三連複の配当もかなり良くなったので感謝です。
ステルヴィオやワグネリアンにとっては位置取りが後ろ過ぎましたね。良馬場であれば馬券圏内もあったと思います。
少し驚いたのがキタノコマンドール。思ったよりも強そうな競馬をしてくれました。もしかしたらダービーの穴馬になるかもしれませんね。
とにかく今週は良い配当をゲットできたので良かったです。
一応4週連続的中なので、次回も的中目指して感張ります。