9月30日に中山競馬場で開催されるスプリンターズステークスのデータ分析をしてみたいと思います。いよいよ秋のG1シーズンが始まります。
夏は絶不調だった私の予想ですが、このG1から流れを変えたいと思っています。
今回は3連覇を目指すレッドファルクスや、勢いのあるファインニードル、常に上位争いをするレッツゴードンキやナックビーナス等が出走を予定しています。
さらに香港からラッキーバブルスも参戦を予定していて、面白いメンバーになりそうな感じです。
今回の目次
中山芝1200mのコース解説
スタート地点は2コーナーを回りきって向正面に入ったところ。外回りコースのバックストレートを通り、3コーナーまでの距離は250m強。
中山競馬場の芝コースの高低差は5.3mと、JRA全10場の中で最も高低差がある。おむすび型の頂部分は高い位置にあり、スタート直後から4コーナーまでは、約4.5mの勾配の下り坂になっている。
最後の直線距離は310mと、ローカル競馬場並に短い。なおかつ、ゴール前には高低差2.4mの急坂がある。
短距離戦なので当然前傾ラップ。スタート直後から下り坂が続くため、テンから加速がつきやすい。勢いをつけたまま3~4コーナーを回り、最後の直線を駆け上がる。
基本的には先行力が必要だが、逃げ切るにはかなりの力がいる。特にスプリンターズSを含む重賞・オープンクラスのレースで逃げ切るのは難しく、好位抜け出しがベスト。
前に行けて、なおかつ終い踏ん張る脚が必要。最後に急坂があるので差しも決まる。
種牡馬別の成績
中山競馬場の芝1200mの種牡馬別の成績です。2015年以降で今回のメンバーの種牡馬に限定したデータになります。
上記データを見ると、ハーツクライの勝率や複勝率、さらに回収率まで高いことが分かります。アドマイヤムーン産駒なども複勝率は高いですが、単勝回収率は以外と高くありません。
スプリンターズステークスの過去の傾向
過去10年のスプリンターズステークスのデータ分析をしていきたいと思います。
人気別の成績
人気別の成績では、1番人気馬が過去10年で4勝と一番高い勝率があります。しかし複勝率は2番人気の馬よりも低く5割となっています。つまり5割は連対していないという事になります。
人気が無い馬でも勝利しているレースなので、人気薄で面白そうな馬もちゃんとピックアップしておく必要があるでしょう。
枠順別の成績
枠順別の成績を見ると、全体的に外目の枠の方が良い傾向があります。内枠だと、展開によってはスムーズな競馬が出来ずに、外側の馬にいつもまにか被せられて力を発揮できずに終わる可能性もあります。
上記データを見ると、外枠の馬に注目したいと思います。
脚質別の成績
脚質別のデータでは、最後方以外であれば展開次第で勝ちも有り得るデータになっています。短距離だから逃げ切れるわけでもなく、展開次第ではありますが、出遅れさえ無ければ脚質はそれほどこだわらなくても良さそうです。
上がり3Fのタイム別のデータでも、上がり最速馬は3着が1回だけと以外に成績が良くありません。おそらく好位抜けだしで、そのままゴールに向かってなだれ込む事が出来た馬が馬券になるという事だと思います。
前走レース別の成績
前走レース別では、セントウルS組よりもキーンランドカップ組の方が回収率が明らかに高い事が分かります。
ただ今年は1番人気になりそうな馬がセントウルS、2番人気のナックビーナスがキーンランドカップ組という事になるので、ここは予想が難しくなります。
年齢別の成績
年齢別では、4歳の一番良い時期の馬の成績が素晴らしく、5歳以降だと年を重ねる毎に成績が振るわない傾向にあります。
スピード指数で比較
TARGERのZI指数で比較
TARGETのZI指数では、トップがナックビーナスとファインニードルの127で、3番手以降に123のラブカンプー、122のセイウンコウセイ、117のアレスバローズとなっています。
netkeibaのスピード指数で比較
netkeibaさんの指数では、最高値が110以上の馬が多く指数は接近しているように見えます。
ちなみに115の最高値が3頭いてファインニードル、レッドファルクス、ワンスインナムーン、114にアレスバローズとナックビーナス、113も2頭でキャンベルジュニアとヒルノデイバローとなっています。
予想オッズ
netkeiba.comさんの予想オッズになります。現時点ではファインニードルが1番人気になっており、次にナックビーナス、レッツゴードンキ、アレスバローズ、レッドファルクス、ムーンクエイク、セイウンコウセイ、ラブカンプーという順番になっています。
まとめ
前哨戦を快勝したファインニードルとナックビーナスが人気を分け合う様相になっています。馬券的な妙味を考えると、どちらかを切った馬券の買い方をした方が良いのかどうか現在迷っています。
ナックビーナスも力はあるので、馬券になる可能性も高そうですが、はたしてどうなるのか。。
レースまでにはしっかり考えて結論を出したいと思います。
馬券戦略
※最終的な印と馬券の買い目は有料メルマガ「ドラゴンの勝ち組サークル」にて公開させて頂きます。