2016年6月26日に函館競馬場の芝1200mで開催される、UHB杯の予想をしてみたいと思います。
牡馬牝馬混合のハンデ戦になります。一番重い斤量はアドマイヤゴッドの57キロ、一番軽いのはユメノマイホームの50キロです。
※下記は6月21日時点での暫定出走リストです。
今回の目次
UHB杯の過去の傾向
近年5回のUHB杯の結果を見ながら傾向分析をしていきたいと思います。2013年は開催されなかったので、実質は過去4回分のデータになります。
配当性向
過去4回のレース結果を見ると、毎年1番人気の馬が馬券に絡んでいます。二桁人気の馬は1回も馬券になっておらず、配当は固めのレースになる傾向があります。
過去10年までさかのぼっても、2009年に10番人気のウエスタンビーナスという牝馬が2着になっただけで、基本的に二桁人気の馬は評価を下げて良いかもしれません。
函館芝1200mに強いジョッキーは?
近5年のデータでは特別に強いジョッキーは見当たらないので、函館の芝1200mで強いジョッキーのデータを見てみましょう。
下記のデータは、2014年以降の函館芝1200mでの騎手別の成績です。このデータでは川須騎手の勝率が28%と高いですが、出走数が7レースしかないのであまり過剰評価しない方が良いでしょう。
実際に、信頼度が高い騎手は武豊騎手、四位騎手、岩田康成騎手の3名の成績が良いです。
今回出走するかどうかは分かりませんが、もし出走すればマークしても良いと思います。
どんな血統が強いか?
近5年のUHB杯で3着以内になった馬の血統表を下記に掲載しました。下のデータを見る限りでは、特別に強い血統は無いようです。
強いていえば、ミスタープロスペクター系とフォーティーナイナー系が多いように思います。フォーティーナイナー系を辿ると、ミスタープロスペクター系にたどり着くので、この2つは同一の血統ともいえます。
下のデータは、今回のUHB杯の暫定出走リストの血統が分かるデータです。
今回の出走馬の中で、ミスタープロスペクター系の血をもっているのは、ダイヤモンドハイとユメノマイホームの2頭です。
前走の出走レースについて
次に前走でどんなレースを走った馬が強いかという事ですが、下のデータを見る限りでは前走で函館スプリントステークスやオープンクラス、1600万下クラスに出走した馬が強いです。
今回は函館スプリントから出走する馬はいません。殆どが前走で1000万下クラスに出走した馬です。
枠順別の傾向
過去5年のUHB杯のデータでは、3枠と5枠の成績が良いのが分かります。一番良いのは3枠です。
1枠と2枠は過去5年では1回も連対していないので、一応覚えておいて下さい。
脚質別の傾向
脚質別の成績も見てみましょう。下記のデータは、UHB杯の過去5年の脚質別成績表です。
このデータでは、逃げ馬の回収率が高いです。次に良いのが先行馬で複勝率が28%となっています。短距離レースなので、前にいる馬が有利という事です。
函館芝1200mに強い血統は?
函館競馬場のの芝1200mで強い血統を見てみましょう。下のデータは2014年以降のデータになります。先日の函館スプリントステークスと同じデータになります。
父系の血統
まずは父の血統では、デュランダル、ヨハネスブルグ、アドマイヤジャパン、フレンチデピュティ、ディープインパクト、ファルブラヴなどの産駒の勝率が高いです。
今回の登録リストの中で、ディープインパクト産駒が1頭、ヨハネスブルグ産駒が1頭います。
- ホッコーサラスター(父がヨハネスブルグ)
- ハナフブキ(父がディープインパクト)
母系の血統
次に母父の成績を見てみましょう。サンデーサイレンスは当然として、トニービンやダンスインザダーク、シンボリクリスエスを母父に持つ馬の成績が良いです。
今回の出走馬で、母父にサンデーサイレンス、ダンスインザダーク、トニービンを持っている馬は下記の2頭です。
- アドマイヤサブリナ(母父サンデーサイレンス)
- ホッコーサラスター(母父ダンスインザダーク)
スピード指数で比較
次に2つのスピード指数のデータを用いて分析していきましょう。
TARGETのZI指数で比較
まずはTARGETによるスピード指数を見てみましょう。斤量と書いてある右横のZIと書いてある数値がスピード指数の事です。
下のデータでは、121を出しているウォーターショパンが一番高い数値を出しています。
2番目に指数を出しているのは、107のレッドルモンド、次に106のアドマイヤサブリナとホッコーサラスター、105のマジックシャトルと続いています。
ウォーターショパンの数値が他を大きく引き離しています。
KLANのスピード指数で比較
今度はKLANのスピード指数を見てみましょう。
一番指数が高いのは、近5走で80を2回出しているアドマイヤゴッド、次に79のホッコーサラスターとナイトフォックス、78のアドマイヤサブリナと続いています。
上がりタイムで比較
今度はレースの上がり3ハロンのタイムを比較してみましょう。下のデータは登録馬の近5走の上がりタイムです。
色が濃くなっている部分が、そのレースで上がりタイムが3位以内だったレースになります。薄くなっている部分は、そのレースで上がりタイムが4位以下だったレースです。
まず上がりタイムで33秒台をマークしているのは、アドマイヤゴッド、ウォーターショパン、カシノインカローズ、ハナフブキ、ホッコーサラスター、ユメノマイホーム、レッドルモンド等です。
まとめ
ハンデ戦という事もあり、予想はとても難しいですが、現時点で気になる馬は下記にリストアップしてみました。
- アドマイヤゴッド
- アドマイヤサブリナ
- ウォーターショパン
- ホッコーサラスター
- レッドルモンド
今のところ上記6頭が気になる存在です。
馬券戦略
※下記は6月25日22時更新
当日の馬券戦略を書きたいと思います。宝塚記念と同日に開催されるレースで、今回から私の馬券の回収率を公開する為に、このブログで公開した予想レースを収支に入れる予定です。
実際の買い目
このレースは三連複フォーメーションの2-7-7の買い目25点にします。宝塚記念と同じフォーメーションにします。
- ◎ウォーターショパン
- ○レッドルモンド
- ▲ワンダフルラッシュ
- △アスペンサミット
- △ツクバジャパン
- △アドマイヤゴッド
- △ホッコーサラスター
ウォーターショパンはスピード指数も高く安定しているし、ハーツクライ産駒の函館1200mの複勝率の高さを評価して本命にしました。
レッドルモンドはゼンノロブロイ産駒で、このゼンノロブロイは函館1200mの回収率が素晴らしいので対抗にしました。
具体的なフォーメーションは、◎○ - ▲△△△△ - ▲△△△△の2-7-7にしたいと思います。
良かったら参考にしてみて下さい。
※最終的な馬券購入は自己責任でお願いします。