6月17日に東京競馬場のダート1600mで開催される第23回ユニコーンステークスのデータ分析をしていきたいと思います。

3歳戦のダート重賞で、未来のダート王がこの中にもしかしたらいるかもしれません。

木曜時点ではフルゲートの16頭が出走予定になっています。青竜Sを勝ったグリムや、伏竜S2着のルヴァンスレーヴ等が出走を予定しています。

2018年のユニコーンSの暫定出走リスト

東京ダート1600mのコース解説

東京ダート1600のスタート位置は2コーナー奥の芝からスタートする。内枠よりも外枠の方が芝を走る距離が少し長い。内枠でもスタートしてから約150mは芝を走る。

最後の直線も約500mあり、日本のダートコースでは最も長い直線になる。

レースペースは比較的早く流れる事が多い。

東京競馬場のコース立体図

引用:JRA

種牡馬別の成績

2015年以降の東京ダート1600の種牡馬別の成績です。今回のメンバーの種牡馬に限定しています。

東京ダート1600mの種牡馬別の成績

上記のデータだと、ゴールドアリュールゼンノロブロイ産駒の成績と回収率が高めです。

サンプル数が少ないですが、ハードスパン、スマートボーイ、モンテロッソ産駒等も高い回収率があります。

ユニコーンSの過去の傾向

過去10年のユニコーンSのデータを見ていきましょう。

人気別の成績

下記の人気別の成績を見ると、人気馬の活躍が目立っています。1番人気は勝率4割で、連対率も7割という非常に信頼度が高いです。

2番人気と3番人気も過去3勝ずつしていて、勝ち馬は3番人気以内の馬から誕生しています。

過去10年のユニコーンSの人気別の成績

兎に角1番人気から3番人気の馬が人気通り走るレース傾向にあるようです。

過去10回のユニコーンSの配当結果も一応見てみましょう。

過去10年のユニコーンSの配当

上記の配当結果を見ると、三連単を見ても基本的に固い決着になっています。

枠順別の成績

枠順別データを見ると、最内枠と大外枠だけが勝ちがありません。しかし、複勝率まで考慮してみるとそれほど極端な傾向は無いようです。

過去10年のユニコーンSの枠順別の成績

強いて言うなら、外目の枠の方が複勝率が若干良い傾向にあるようです。

脚質別の成績

脚質別データでは、逃げ馬の成績が良くありません。やはり、東京ダート1600のレースペースが早めになることが多いので、逃げ馬には厳しいレースになることが多い様です。

最後の直線も500mあるので、逃げ馬よりもその2,3番手辺りで走れる馬の方が良いと思います。

過去10年のユニコーンSの脚質別の成績

上がり3Fのタイム別の成績では上がり1位から3位以内で走れそうな馬を軸にするのが良さそうです。

前走レース別の成績

前走レース別の成績では、前走で兵庫チャンピオンシップを使ってきた馬の勝率や複勝率が高いです。

しかし、今年は兵庫チャンピオンシップ組が1頭もいません。それ以外では昇竜Sや端午S、青竜S組等が比較的良い結果を出しています。

過去10年のユニコーンSの前走レース名別の成績

スピード指数で比較

TARGERのZI指数で比較

TARGETの指数で見ると、一番高い指数を出しているのが122のグレートタイム、次に121のハーベストムーン、120のルヴァンスレーヴ、115のグリム、114のエングローサーという順番の指数になっています。

TARGERのZI指数で比較

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズです。現時点ではルヴァンスレーヴが1番人気予想になっています。

愚痴にグリムグレートタイムハーベストムーンリョーノテソーロコマビショウという順番になっています。

2018年のユニコーンSの予想オッズ

まとめ

兎に角固い決着になる事が多いレースなので、配当的に美味しくない可能性のレースです。

素直に人気サイドに印を打って小数点で狙いに行くか、人気薄も買ってそれなりの買い目の数で勝負するのか迷いどころですが、今の所素直に人気サイドの決着とみて予想する可能性もあります。

レース前までには印と買い目を発表したいと思います。

馬券戦略

※レースが終了しましたので、有料メルマガコンテンツを下記にそのまま貼り付けます。

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皆さんこんにちは。本日は3歳ダート重賞のユニコーンSを予想してみたいと思います。

例年のこのレースは固い決着になる事が多く、前評判の高い馬が順当に走るようなレース傾向にあります。

今回のメンバーを見ても、上位人気は確かに強そうなレース内容を近走しており、今回も固めの決着になると推測しています。

そんな中で、今回は三連単馬券を買う事になったので、その三連単フォーメーションを意識した印を付けました。

最終的な印は下記の様になりました。

    ◎7.グリム
    〇14.ルヴァンスレーヴ
    ▲5.グレートタイム
    ▲8.ハーベストムーン
    △3.プロスパラスデイズ
    △9.コマビショウ
    △11.ベストマイウェイ

本命はグリムに。ルヴァンスレーヴと迷ったのですが、スタートの巧さが有利に働くと推測してグリムにしました。

ルヴァンスレーヴも強いレース内容で1番人気になるのは納得しますが、配当的な妙味を少しでも付けたいという意味でグリムを本命にしました。

グレートタイムやハーベストムーンも素直に重めの印を付けました。馬券構成はこの2頭の1着もある馬券を買います。

馬券の買い目は三連単フォーメーションで、7-5,8,14-3,5,8,9,11,14(15点)と1列目と2列目を入れ替えた5,8,14-7-3,5,8,9,11,14(15点)の合計30点を各300円ずつ購入したいと思います。

全部で9000円で勝負したいと思います。

1着と2着は人気馬だけど、3着に人気薄のプロスパラスデイズかベストマイウェイが来てくれれば有りがたいなぁという希望的観測馬券になります。

良かったら皆さんも参考にしてみて下さい。

=============ここまで==========================

予想結果とレース回顧

※6月17日16時更新

さきほどユニコーンSが終了しました。結果的には本命にしたグリムが2着以内に入れず、馬券は外してしまいました。

最後の直線で前が詰まって、外に出そうとしたけど出せずにもったいないレース内容だったと思います。

あれが無かったとしても勝ちは無かったと思いますが、グレートタイムと2,3着争いをしてくれたらまだ納得したのですが、馬券を買った身からしたら少し残念なレース内容となってしまいました。

勝ったルヴァンスレーヴが非常にスムーズに競馬が出来たので、あっさり勝つ事が出来たようです。

今週も外してしまいましたが、来週の宝塚記念では的中させたいですね。


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