5月13日の日曜日に東京競馬場芝1600mで開催されるG1のヴィクトリアマイルのデータ分析と予想をしていきたいと思います。

6日に開催されたNHKマイルカップと同じコース設定での牝馬G1になります。

今年はリスグラシューソウルスターリングといった昨年の牝馬クラシックで活躍した面々の他、昨年の勝ち馬のアドマイヤリードや短距離路線を中心に強さを発揮しているレッツゴードンキ等が参戦予定になっています。

2018年のヴィクトリアマイルの暫定出走リスト

東京競馬場芝1600mのコース解説

先週のマイルカップと同じ内容になってしまいますが、スタート位置は2コーナーの終わり辺りからで、最初のコーナー(3角)までは直線で約540mと長い。

最後の直線も500m以上と長く、スピードの持続力が必要。前残りか差し馬有利かはレースペースによって全く違うので、出走馬の特徴や前日の土曜日の馬場傾向等も考慮してイメージした方が良い。

東京競馬場のコース立体図

引用:JRA

種牡馬別の成績

次に今回の登録メンバーの種牡馬の東京競馬場芝1600mの成績です。2015年以降のデータになります。

東京競馬場芝1600mの種牡馬別の成績

上記を見ると、ディープインパクト産駒は勿論安定感がありますが、回収率は100を下回っているので、少し過剰人気気味になっています。

他にはクロフネ産駒は勝率や連対率もディープ産駒と遜色ない成績を出していて、回収率はディープインパクト産駒よりも良いのが分かります。

昨年のマイルカップを勝ったアエロリット等が良い例だと思います。

後はメイショウサムソン産駒も高い回収率があります。東京マイルに強いデンコウアンジュが該当します。

ヴィクトリアマイルの過去の傾向

ヴィクトリアマイルの過去10年のデータを見ていきましょう。

人気別の成績

まずは人気別の成績から。1番人気が過去3勝2着3回と連対率が6割と1番人気が非常に強いレースとなっています。

過去に二桁人気の馬が勝ったり、2着になったりしているので人気薄も馬券に絡む事は当然ありますが、馬券の軸にするのは前評判の高い馬に素直にしても良いと思われます。

過去10年のヴィクトリアマイルの人気別の成績

枠順別の成績

枠順別の成績を見ると、吐出して3枠の赤帽子が過去4勝と一番勝率が良いです。

過去10年のヴィクトリアマイルの枠順別の成績

他にも外目の枠は全体的に良い傾向にあるようです。1枠や2枠は2着こそあれど勝ち馬は過去10年いません。

ただし、複勝率は1枠が一番良く、35%あります。

脚質別の成績

脚質別のデータでは、逃げ馬の回収率が非常に高い事が分かります。これだけの回収率という事は、人気薄の逃げ馬が時々穴を開けるという事だと思います。

人気薄はマークもきつくないので、そのまま残ってしまう事があるんだと思います。

だからといって、逃げ馬がいつも馬券になるという事ではないので、ただ単に逃げ馬を本命にするのは得策とはいえません。

それなりの実績のある逃げ馬であれば、逆にマークされて最後に差される事の方が多いでしょう。

理想的には4角を3番手から10番手辺りを走っている馬が勝つ事が多いと思います。

過去10年のヴィクトリアマイルの脚質別の成績

上がり3ハロン別のタイムに関しては、上がりは当然早いほうが良いです。上がり3Fのタイムで上位3位に入れそうな馬を推測して見つけると良いかもしれません。

前走レース別の成績

前走レース別のデータでは、阪神牝馬ステークス組が多くなる傾向にありますが、勝率や連対率、複勝率もそれほど高くないです。

高くないですが、単勝回収率は悪くないので阪神牝馬ステークス組で強い競馬をしてきた馬は注意が必要です。

過去10年のヴィクトリアマイルの前走レース別の成績

年齢別の成績

年齢別に見ると、一番連対率が高いのが4歳馬の14.9%となっています。複勝率も18.4%と4歳馬が馬券に絡む確率が高いです。

過去10年のヴィクトリアマイルの年齢別の成績

上記のデータの複勝率を比較すると、若い馬ほど複勝率が高い事が分かります。やはり、主役は4歳世代なのかもしれません。

スピード指数で比較

TARGERのZI指数で比較

TARGETの指数で見ると、一番高いのがレッツゴードンキの126、124のミスパンテール、123のリスグラシュー、121のアエロリット、119のカワキタエンカという順番になっています。

TARGERのZI指数で比較

ただし、レッツゴードンキに関しては、1200mの距離をベースにした指数なので、ある程度の割引は必要だと思われます。

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズでは、現時点でリスグラシューがトップ、次にアエロリットミスパンテールレッツゴードンキアドマイヤリードソウルスターリングカワキタエンカという予想オッズになっています。

やはり4歳馬が人気が高い傾向にあります。

ヴィクトリアマイルの予想オッズ

まとめ

年齢別のデータにもあるように、このレースは4歳が比較的強いレースといえそうです。メンバーを見ても、4歳世代のトップクラスも参戦予定になっているので、4歳馬のボックス馬券を思い切って買う人もいると思います。

私も4歳世代が中心だと思っていて、その他に昨年覇者のアドマイヤリード、東京マイルに強いデンコウアンジュをどう絡めていこうかと思案中です。

G1が続きますが、このレースも的中目指して頑張ってレースまでに結論を出したいと思います。

馬券戦略

※最終的な印と馬券の買い目は有料メルマガ「ドラゴンの勝ち組サークル」にて公開させて頂きます。

予想結果とレース回顧

※5月13日17時更新

さきほどヴィクトリアマイルが終了しました。結果的には本命にしたアエロリットが4着に敗れてしまって、馬券を外してしまいました。

私が最終的に付けた印と買い目は以下の通りです。

  • ◎⑩アエロリット
  • 〇⑰デンコウアンジュ
  • ▲⑪アドマイヤリード
  • ▲⑯リスグラシュー
  • ☆⑤レーヌミノル
  • △②ミスパンテール
  • △③ラビットラン
  • △④ジュールポレール
  • △⑥レッドアヴァンセ

馬券は三連複フォーメーションで、⑩-⑤⑪⑯⑰-②③④⑤⑥⑪⑯⑰(22点)を各800円ずつの合計17600円で勝負しました。

正直小雨が降っても良馬場でのレースになればなぁと思っていたのですが、結構雨が降って稍重というコンディションだったようですね。

まぁ良馬場であれば3着以内に絶対来たかどうかは分かりませんが、4着というのは悔しい結果でした。

来週のオークスでは的中出来る様に頑張ります。


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